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プロライターの「志願書作成サービス」。合格はだれの実力!?

言葉のプロデューサーなまず美紀です。

ライターとして、企業案件をこなしながら、個人からも多種多様な依頼があり、5年ほど前からは、進学や就職・転職に伴う「志願書(志望動機書)作成」のお手伝いもしています。


志願書作成サービスは、ただの代筆なのか?

「プロのライターが、志願書を作成してくれるサービス」と聞くと、どんなイメージですか?

テンプレートに当てはめるだけの、ハリボテ?
勝手に動機を作り上げる、代理執筆という捏造?
誰かの志望書を参考に書く、盗作パッチワーク?

最近は、卒論でも「完全お任せ」サービスがあるようですが、私はその種のサービスは提供していません。
というようなことを、今回はご説明しようと思います。
依頼主の方の名誉のため、私の名誉のために😬。

というか、上記のような薄っぺらい「言葉」は、何のパワーにもならないですよ、ということが伝わればいいなと思っています。

どういう人が「志願書作成」を依頼してくるのか

「志願書作成サービス」の依頼内容は、たとえば、このような感じです。

❤︎幼稚園お受験のための親の志望動機書
(学校の教育理念やカラーに合わせた文書を作りたい)

❤︎大学の推薦入学のための志願書
(○大学○学部の推薦枠をもらった。志願書に、高校時代の過ごし方、将来の目標、その学校(学部)に行きたい理由を書く必要がある。でも、作文は苦手だし、将来の夢も決まっていない。)

❤︎転職のための志望動機書
(募集元の仕事内容は、自分の職歴とは無縁に見えるけれど、条件がいいし、なんとか転職につなげたい)
(夢を叶えられる求人を見つけた。締め切り間近だけれど、なんとかこのチャンスを掴みたい)

高校生については、「子どもが、書けないと言っている」「何を考えているか、話してくれない」と、保護者がご依頼くださいます。

大人の転職については、「自分で書くべきだと思って、ギリギリまでがんばったけれど、締め切りが迫っているので助けて」など、切羽詰まったご依頼が多いです。
そういうとき私は、「よく勇気を出して連絡してくださいましたー」と喜びます🙂

私が志願書サポートで大切にすることは

私は、志願書作成では、言葉に嘘がないことが大切だと考えています。
なぜなら、採用や合格だけを目的にしているのではなく、志願書を作ることで得られる「納得感」を、その先の依頼主さんにとっての「力」にして欲しいからです。

就職であれば、今まで歩んで来た道と、これから志願する道。この道が交差することを相手に見せなければ、採用されません。
幼稚園お受験であれば、これまでの子育てと、学校の方針が交差することを見せなければ、入学後の衝突を恐れる学校側は、合格を出しません。

ですから、その「交差点」を探すために、ご依頼いただいたら、まずはオンライン・ヒアリングの時間を取ります。
じっくりと、ご本人も相手も納得できる「交差点」、つまり合格すべき、採用されるべき理由を探り、言語化していきます。

書くことは最後。まずは土台となる思考整理から

私は、ヒアリングの時間が一番大切だと感じています。
みなさん、「書かなきゃ」と焦って、いきなり書き始めます。どこかで見つけた文章や、なんとなくきれいな言葉を引っ張ってきて、組み合わせようとしたり。これは、グラグラした土台に家を建てるようなもので、支離滅裂で、何も伝わらない…。

ですから、ヒアリングでは、文章の土台となる思考を整理していきます。
「どんな風に」「なぜ」「どんなことを」といったことを、丁寧に言語化して、過去・現在と未来をつなげていきます。

それを的確に伝えるための言葉探しをしながら。私がその都度「つまり、こういうことですね」「それは、こう表現できるのでは」と提案していき、その人を表現する、いわば「言葉集」を作っていきます。

余裕があれば、その言葉を元に、ご本人に一旦、文章を作っていただき、そこから添削。余裕がなければ、私の方で案を出して、確認していただきます。

ただ、高校生、大学生の志願書の場合、私が先に文案を出すことは避けています。「人に作ってもらった」という感覚ではなく「自分で作った」と思って欲しいから。なので、最後の作文の部分は、ご本人作成→添削を守っています。ただし、作成がスムーズにできるように、ヒミツのメモをお渡しします㊙️)

以上の過程は、「他人に任せる」ではなくて、「プロの力を借りて、自分の力を出す」と表現すると、わかりやすいかもしれません。
塾や家庭教師の先生に指導を受けたら、自分の実力を発揮することができて、合格への近道になるのと同じ感覚ですね。合格は、先生の実力ではなく、ご本人の実力です。

売っているのは、志願書ではなく「自信と力」

「言葉を力に」を活動理念にしている私のサービス。「言葉」を売っているようであり、体の内側からパワーが湧くような「自信」を売っていると思っています。

自分の奥の方にあり、自分でも気づいていなかった真実を見つけ出すこと。モヤモヤとしていた自分を、言語化すること。これによって、「この道に進みたいと思ったことには、理由があったんだ」「自分はこの道に進むに値するんだ」と思えます。

ちなみに、しっかりとした思考整理をベースに言語化した「言葉」は、次の面接でも、そのまま活用できます。冒頭で書いたように、その言葉は借り物ではなく、言葉に嘘がないので、面接でも、自信を持って語れるのですよね。

というわけで、ご依頼くださった方々からのご感想(一部)をご紹介。

この春から、新しい一歩を踏み出した方もいらっしゃいます。その先に開ける道が、輝くものでありますように🙂


【ご感想】(30代男性)
ライター職へ就職するための職務経歴書の作成をお手伝いしていただきました。
ある程度自分で作り込みはしていましたが、自信がなく不安だったので、ライターの先輩でもある鯰さんにお願いすることにしました。
鯰さんが、こちらが伝えたいことと相手が知りたいことを上手くまとめてくださったり、自分ひとりでは気付けなかった視点に気付かせてくださったおかげで、自信を持って提出することができ、無事書類審査を通過することができました!
鯰さんはライターとして、とても素晴らしい方ですが、私が何よりも感動したのは、レスポンスの速さと対応力です。仕事を依頼した次の日には取り掛かってくださり、わずか二日で完成させてくださいました!
スピードとクオリティを兼ね備えた鯰さんの仕事は本当に信頼できます!
最後に、今回は直接お会いしたことがないにもかかわらず、快く仕事を引き受けてくださり、本当にありがとうございます!お願いしてよかったです!
【ご感想】(高校3年生の保護者)
先ほどはありがとうございました。話の内容は聞いていませんが、本人はとてもすっきりとした表情ですし、「話を聞いてもらえてよかった」と言っていました。方向性も決まったみたいなことを言っていました。
最近親にはあまり話をしてくれないので、1時間以上も、みきてぃさんにじっくり話を聞いてもらったのは、とても良い機会だったと思います。
【ご感想】(高校3年生の保護者)
本日、無事に提出できました。作文が苦手なので、どうなることかと思いましたが、本当に助かりました。顧問の先生にも、書類としてはベストなので、安心して待ってくださいと言っていただいています。
             ーー 🌸 ーー
みきてぃさん、娘、合格いただきました✨✨✨娘もとても喜んでおります。本当にホッとしました。みきてぃさんにも娘からもお礼を伝えてとのことです。


【ご感想】(海外へ転職希望の女性)
もう1段目からグッときました!😭さすがです、やばいです。
夫も「熱意が伝わってきて非常にいいー!」とのことでした。
自分ではここまで表現できないので、本当にうれしいです‼️これで自信を持って送ることができます💓

私が大事にしていることを、私が言うように、またそれ以上に大事に表現してくださって、自分で読んで自分の思いに感動するようでした。その意味で、結果がどうなったとしても、言語化できたこと自体で、すごく価値高い物だと感じております。
             ーー 🌸 ーー
採用内定いただきました‼️もう何と言っても、あの志望動機と、迅速な対応のおかげです🙏🙏
本当にありがとうございます‼️ミキティさんいてくださらなかったら、絶対この結果はなかった‼️
自分だけで頑張らない、意地を張って自力にこだわらず、結果を優先して頼んだ自分にも感謝だし、心を削って私を余すところなく、私が私を表現する以上に書き表してくださったミキティさんには、本当に頭が上がりません。
あの文章で表してくれた自分に恥じないように、がんばってきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます✨💕