フィリピン人オンライン英語講師にインタビューしてみた
30代のその女性。
フィリピン在住で、オンライン英語講師になって4年目だそうです。
ー英語講師になるまでのバックグラウンドは?
前の仕事は、マクドナルドとジョリビー(フィリピンのハンバーガーショップ)。学校の先生になりたかったけれど、教職を取るために2年間かかるし、小さな子どももいるので諦めたのです。
今は、日本のS社のオンライン講師をしているけれど、その前は別の会社に所属していました。
ーこの仕事のやりがいは?
生徒とコミュニケーションできるのが楽しいです。
私は発音とか文法の間違いを指摘するようなことはしません。
私たちはお互いネイティブではないので、英語を気にするより、楽しくコミュニケーションすることを大事にしたいです。
ー生徒は日本人のみですか?日本人の生徒の印象は?
今は日本の会社に所属しているので、日本人の生徒だけですが、以前の会社では、生徒に日本人、台湾人、韓国人、ロシア人などがいました。日本人はシャイだけれど、先生をリスペクトしてくれますね。
ーレッスンをしていて、印象に残った生徒は?
日本人の生徒に関して、悪いエピソードと良いエピソードがあります。
悪いエピソードは、ある若い男性。Bad wordsばかり使ってくるし、ずっとヘラヘラと笑っていて、すごく嫌な思いをしました。レッスン後、マネジャーに報告しました。
良いエピソードは、80歳を過ぎたお婆さんの生徒。いつも指名してくれて、ある日「フィリピンの住所を教えて」と。「申し訳ないけれど、会社のルールで住所は教えられない」と断ると、ある日会社から「君宛にカードが届いているよ」と言われて、彼女からでした。「えー、わざわざカード送ってくれたの!?」って嬉しかったのですが、その後、私が会社を移ったので、寂しがっているかも。
ーさよならも言えなかったのですね。
もう会社を辞めたなら、カードに書いてある日本の住所にカードを直接、返信してあげても良いのでは?喜んでくれると思いますよ。
でも、カード送るのもお金がかかるので。
ー仕事をするときに、大切にしていることは?
サラリー!
インタビューは以上です。
終始笑顔で、おしゃべり好きな女性でした。
最後は想定しない答えでしたが、明るく満面の笑顔で即答されると「そりゃそうですよね」としか言えません。
国が変わるとインタビューも変わる。
インタビュア&ライターなまず美紀でした。
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