改めて考えてみた日本とネパールの数字の違い その1

 私は今年度、所属している県施設周辺の小学校に対して、青年海外協力隊の経験を生かした出前講座を行っています。主なテーマとしては
・6年社会…国際協力に携わる人々の活動について
 (キーワードは ODA、JICA、NPO、海外協力隊 など)
・小学校高学年総合的な学習…国際理解教育、キャリア教育 
 
 講座の内容を検討していく中で、所属している指導班の職員からは、派遣国ネパールの次のようなことを伝えてみてはという助言がありました。
・習慣、宗教、食文化
・服装
・お金や数字の仕組み
・学校の仕組み など

 特にネパールの10ルピー紙幣を見せながら行ったお金に関する話の中で、紙幣に書かれている数字について職員の皆さんは興味をもってくれました。

 来週以降、出前講座を始めるにあたり、改めて日本とネパールの数字、そして一般的な英数字との使い分けなどについて、自分なりに考えてみました。

日本とネパールの数字(使い方)の似ているところ
・どちらの国も自分の言語の数字があり、英数字と並行して使用しているところ

日本とネパールの数字(使い方、読み方)の違うところ(とりあえず、100まで)


・(日  本)一から九までの読み方と、位の読み方を組み合わせると100までほとんどの数字を読むことが出来る。
・(ネパール)一定の決まりはあるように聞こえるが、0から100までの数字の読み        方はすべて違う。(私の感覚…。)


 単純に100までの読み方だけでも違います。そして、小学校低学年レベルでの算数では、教育課程(取り上げ方、取り組ませ方)が大きく違うのです。それについては、また時間があれば書いてみたいと思います。
 ちなみに、ネパールに派遣される教育分野の隊員は、この数字を1から100まで順番に、それが出来たら100から逆順に読むことが課題の1つとなります。(かなり苦労しました。)

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