「キャリア棚卸しセミナー」を開催しました!

先日、SEWAでは「キャリア棚卸しセミナー」をオンライン形式で開催したので、その様子を紹介したいと思います。一般的に「キャリア」と言うと仕事や就職などのイメージが強いですが、(特活)日本キャリア開発協会によると「キャリアとは、仕事も含めた人生全般を意味する言葉であり、その人自身の価値観や生き方に深く結びついている言葉」だそうです。今回のセミナーでは、まず、これまでにネパールでの滞在やネパールとの関わりを経験した人たちを対象に、自分たちのこれまでのキャリアを言語化・見える化しました。その上で、参加者みんなでシェアすることを通して、これからネパールとどのように関わっていくのかを考えました。これらの作業を通じて「今後、自分がネパールとどのようにかかわってゆくのか」ということに対するヒントや仲間をみつけることを目指しました。

当日はJICAボランティア経験者はじめ、日本語学校の先生など10名を超える方々にご参加いただきました。自己紹介の後、「ネパール」をキーワードとしたマトリクス図を参加者一人一人が作成し、その後参加者でシェアをしました。マトリクス図には「ネパールに関連すること」と「ネパールには関連のないこと」のそれぞれについて、「CAN/できること、スキル、経験」と「WILL/やってみたいこと、挑戦したいこと」を書き込み、一番下には「WILL とCANを近づけるためにできること」を書きました(写真参照)。中には埋めるのに苦労した欄もありましたが、自分のこれまでのキャリアと、これから目指すキャリアや方向性を視覚化したことによって、次にとるべきアクションを明確にすることができました。また、参加者同士のシェアリングを通じて新しい活動のアイデアやプランが次々と生まれ、中には実現に向けて既に動き始めているものもあります!

今回、SEWAとして初めての取り組みでしたが、このセミナーを通じてネパールに関わる人々の有機的な繋がりを紡ぐことができ、大きな手応えを感じました。今後も、ネパール・ラバーズの輪を繋げていけるようなイベントを考えていきたいと思っています。


当日使用したマトリクス図


当日のセミナーの様子


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