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写真漂流 - 写真雑誌を買い写真展を見る

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隣駅まで行って写真展を見てきました.

本来なら往復とも歩くのですが,命に関わる気温らしいので,おとなしく電車に乗っていきました.それほど時間は変わらないのですが.

まず立ち寄った「G&S 根雨」には,大量の本がテーブルの上にバラまかれていました.

  『2022年 常設展示・本祭り』『中国作家写真展「莫毅(モ・イー)」』

オーナーが所蔵している写真集,美術書などが乱雑に?置かれ,どれから手にとって見ればいいのか(笑).

装丁は古くなっていますが,豪華本はそれなりのお値段.そんな中で私がチョイスしたのは「アサヒカメラ 最終号」の2020年7月号です(まあーなんてお手軽!).ご厚意で500円にサービスしてもらいました.しっかり目を通したいものです.

表紙の顔は若かりし頃のハービー・山口氏

ところで莫毅氏は,昨年の東川賞を受賞した写真家だそうです(まったく意識の範疇にないw).20年以上も昔のチベットの街並みや風景が細密に記録され,スクエアのフォーマットが効果を高めています.

転じて「Gallery 176」では,川井ケンゾー市の写真展.本日が最終日です.

  写真展「なにげなくをさりげなく」|Gallery 176

川井ケンゾー写真展「なにげなくをさりげなく」

日本各地に撮影に行かれ,そこから年3冊のペースで写真集を作られているというバイタリティーの持ち主.今回の写真展は主にその写真集からピックアップされたもので構成されています.

件の写真集もテーブルいっぱいに並べられていましたが,一貫してハイコントラスト・モノクロのパワフルな構成でまとめられています.

ただそこにあるのは「なにげない風景」ではあるでしょうが,もう一つの「さりげなさ」はあまり感じられませんでした.私にはかなり演出が入っているかのように見えました.

さて帰り道は適度な風があり,まだ陽も高かったので,写真を撮りながらブラブラ.冒頭の写真はその時に撮ったものです(オリジナルは3:2).

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