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旅に出たい - 寒冷地仕様

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昨日今日と,とてもムシムシした暑さだった.

強い日差しがどうこうよりも,湿度が高くて嫌になるのが大阪の夏.まるで熱帯のような湿気が体にまとわりつく.

私はとても暑がりで,夏の外出は常にTシャツ1枚姿.いや夏と言わず,去年は10月の札幌へもこの姿で行ったほどだ.とにかくちょっと動いただけで汗がタラタラと流れてくる.甲状腺亢進(甲状腺の機能が上昇しすぎる障害)かと心配したほどだ.

加えて部屋のエアコンはすでに24時間稼働中.おそらくこのまま9月末までは止めることなく使い続けるだろう.

さて札幌で暮らした11年間は,ほんと爽やかな夏を過ごすことができた.住んでいたマンションにはもちろんエアコンはなく,扇風機を回した夜も8月に3日ほどだった.8月も後半になれば早々に秋の気配が感じられ,そしてバタバタと冬に向かって季節が進んでいくような,そんな気ぜわしさがあった.まったくもって大阪とは別世界だったのだ.

その札幌生活に入るまでは,関西の夏といってもそれほどキツイとは思わなかったのに,向こうで暮らしたあとUターンしてみたら,それはそれは同じ日本とはとても思えないような感じがした.

たしかに大阪の冬の生活は穏やかである.されどこの夏の猛暑酷暑はなんだ!そして体にべとつく湿気よ!
札幌で1年間でかく汗を,大阪ではたった10分で発汗するのではないかと思うほどだ.うーん厳しい・・・

実際この暑さに毎年我慢するくらいだったら,札幌のスケートリンクの歩道やひと冬の積雪4メートルなんて可愛いものかもしれない(笑).

こんなふうに,夏を迎える度に北海道へ戻りたいと願うような体になっている.あの11年で私の体は寒冷地仕様になってしまったのだろうか.

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