写真漂流 - 16-28mmか20-40mmか

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6月1日に発表されたシグマの「16-28mm F2.8 DG DN｜Contemporary」は，なかなか評価の高いレンズらしい．

SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN｜Contemporary

全長10cm、重さ450gと小型軽量で、フロントフィルターも装着できる．そしてインナーズーム．最短撮影距離は25cm．LマウントとEマウントが用意されていて，希望小売価格は税込140,800円．

小型なのでSIGMA fpにもバランス良くマッチすると思う．

ただContemporaryのカテゴリーなので，歪曲収差は顕著に現れるだろう．そのため電子補正に頼るところが大きくなるので，16mmの画角は多少狭くなると予想する．

ところで今日になってタムロンが「20-40mm F/2.8 Di III VXD（Model A062）」の開発発表を行った．

TAMRON 20-40mm F/2.8 Di III VXD（Model A062）

全長86.5mm、重さ365gと、シグマよりもさらに小型軽量である．最短撮影距離は0.17mとシグマより短い（広角端）．フィルター径も67mmと小さく，また簡易防滴構造となっている．現在のところ価格は未定だが，惜しむべくはEマウントだけということだ．

このレンズに関する情報はまだ少ないが，このレンジのズームレンズといえば，LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6が思い浮かぶ．希望小売価格は税込81,400円と魅力的だが，いかんせん暗く可変F値である．

私個人的には，この範囲の焦点距離のレンズは好みに合う．ただズームレンズは性に合ってないので，作品に直接影響するかどうか，それは未知数だ．

そしてワイド側の焦点距離だが，16mmというのが好ましいのか，それとも20mmが適しているのか即答できない．この辺りは使用フィーリングや画質等で判断することになるだろう．

またテレ側の焦点距離も，28mmだとそれほど魅力を感じない．40mmくらいが標準レンズとしての使い勝手にフィットするように思う．

けれどレンズというもの，実際にボディーに付けて振り回してみないことには評価しづらい．それとEマウントであるかLマウントか．個人的にはfpで使いたいから，その辺の事情もある．

実に悩ましい（楽しい？）選択だ．

とここまで書いて，あることが頭に浮かんだ．それは明日に・・・