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不肖・宮嶋はやはりウクライナにいた

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Twitterで知ったのだが,報道写真家の不肖・宮嶋は今ウクライナにいるという.

「文春オンライン」に手記が掲載されているが,3月2日に日本を出国し,フランクフルト,クラクフ(ポーランド)経由で,リビウ(ウクライナ西端の都市)へ入ったそうだ.

  #1 《不肖宮嶋、最後の戦場取材へ》
  #2 「悲鳴と怒号と嗚咽が絶えない…」
  #3 《不肖・宮嶋が見た戦火の真実》
  #4 「最後には必ず勝つわ」
  #5 ウクライナ人の無言の怒りと無限の憎悪
  #6 《不肖・宮嶋、キエフへ》

その手記を読むと,伝わってくる緊張感がハンパない.氏はイラクやアフガンといった世界の紛争地に何度も撮影に行っている.自身でも「きな臭い場所に俺がいる?俺がいるからきな臭い?」とまでいうほど戦争,侵略,紛争の現場を写真に収めてきてるのだ.

私は氏が著した本をけっこう好んで読んだことがある.今日久々に目にした宮嶋調のレポートも昔と変わらず冴えている.同じ兵庫県出身者として関西弁(播州弁?)が懐かしい感じだ.

話は変わるが,昨年4月には宮嶋氏の写真展「不肖・宮嶋報道写真展 歴史は夜作られる」を兵庫県明石市まで見に行った.その時に氏にもお会いしたのだが,なんというか妙に静かな人だな,と.しかし戦争というとカメラマンの血が騒ぐのであろうか.

さて文春オンラインの手記には,3月3日にキーフ(キエフ)に向けて出発した直後までの様子が書かれている.はたしてその後の様子は?と気になって調べたら,無事にキーフに到着して取材活動をされているらしい.

  日本人カメラマンが見たキエフ
  ロシア軍の“包囲”で厳戒の街 カメラマン宮嶋茂樹氏が取材

とうとう世界中が注目している街にいるのか・・・
ここは氏の活躍と,そして何よりも無事を願うしかない.

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