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値上げの秋です

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「ステルス値上げ」とは最近になってよく聞く言葉だが,なるほどなあということを経験した.

週に2回は寄っている駅向こうのS薬局.このnoteでも何度か登場している(いつもNegativeな方向だが).

ここでなにがしか買い物をすると,特価品等が印刷されたチラシをくれるのだが,これに割引券が付いている.15%の割引である.

半年前,この券は飲料や消費期限切れ間近の商品以外,店内で売られている物すべてが対象だった.

ところが7月からだったか,「割引対象外」というPOPが貼られた商品棚が現れた.ここに置いてある商品は15%の割引が受けられない.そこには玉子や乳製品が含まれていたので,割引券を利用する頻度がガタッと下がってしまった.

さらには今日のこと,久しぶりにこの券を使おうと思って,何気なく眺めてみると,「一回で税込1000円以上の購入に限り」という文言が追加されているではないか!

たいそう驚いた.これは強烈なパンチである.

たまたま今日は1000円をわずかに超える買い物だったので,値引き額140円の恩恵に預かれたが,この店舗で1000円以上の買い物なんて数ヶ月に1度くらいだろうか.それもまとめ買いをしないとそれだけの金額にはならない.

こういうふうにしてステルス値上げの包囲網に,徐々に取り囲まれてきているのを知る.なんだかなあ・・・

この近辺ではS薬局だけではなく,55歳以上の5%割引を8月末で廃止したD社(ここは以前から冷蔵棚の温度が高い!)や,特定のジャンルの食料品を曜日替わりで10%引きにしていたのを中止したI社がある.どちらの店にも魅力が薄れ,訪れる回数が急激に減った.

代わりに登場したのが100円惣菜を販売している「おかえり」である.ほんんと弱者のためのお店だ.たいへん助かっている.これからも末永く頑張っていただきたいものだ.

ということだが,10月からはさらなる値上げが待っている.いったいどのように対処していけばよいのか,頭の痛い問題ばかりだ.


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