見出し画像

サザエは続くよどこまでも

最近ふと思ったが、ずっと見ていた日曜日の夕方の黄金の流れ「笑点、ちびまる子ちゃん、サザエさん」をすっかり見なくなっていた。

毎週アニメ終わりにサザエさんとジャンケンしてた筈なのだが、いつの間にかやってない自分が居た。特に理由は浮かばないのだがこれが大人になるという事なのだろうか?

サザエさんは原作者が亡くなっても一人歩きして続いているレジェンドアニメのパイオニアではなかろうか。
人気アニメの宿命だと思うが、そういう作品が増えて行っている。
ドラえもん、クレヨンしんちゃんに続き、ちびまる子ちゃんもそうなってしまった。
いずれのアニメも作中で歳を取らない「サザエさん時空」を採用している。

ドラえもんは完全なファンタジーだし、しんちゃんはまだ現代の話で、ちびまる子ちゃんは明確な時代設定があるので時代劇として当時のリアルな話を続ければ良いのでこの先も問題ないだろう。

サザエさんも古き良き昭和の時代劇のはずだった。ただ明確な時代設定がない為、歳は取らないが作中での時代は流れていて段々と無理が出てきてるように思える。
未だにブラウン管テレビ、黒電話を使っているが、携帯やデジカメも登場している。

サザエさんの世界はもはや日本とは違う、古き良き昭和と現在が混在してるパラレルワールドの話になってしまっている。

メインスポンサーも東芝でなくなり、平均で20%以上出していた視聴率も一桁になってしまっているらしい。

声優もほとんどが亡くなって変わってしまっている。自分が死んだ後もこのままサザエさんは続いて行くのだろうか?

自分が子供時代に見てたアニメを同じ曜日、同じ時間に自分の子供や孫が見てると言うのも不思議な感じがする。まあ子供はいないのだが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?