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ポール・W・S・アンダーソンみたいな生き方

最近は聞かなくなったけど、ポール・トーマス・アンダーソンと比較され”ダメな方”のポール・アンダーソンとか言われていたポール・W・S・アンダーソンさん。そりゃトーマスのほうはさ、優秀かもしれないけどさ、撮っている映画が違うんだから、ダメな方も何もねぇだろ!
ダメとか言っちゃって、へっぽこホラーとかSFをバカにしていますか?それ。え?してない!?嘘つけ!

『リコリス・ピザ』を10回観るんだったら、オレは『イベント・ホライゾン』を10回観るね!『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』だったら?うーん……『イベント・ホライゾン』観るね!あ、ボウリングのシーンだけなら100回観ても良いです。

ボウリングのシーン

すっかり嫁さんミラ・ジョヴォヴィッチ専用監督になり果てたポール君ですが『エイリアンVSプレデター』くらいまでは結構楽しいケレン味たっぷりの映画撮っていたんですよ。最初の数作品で正月過ごせるくらいには暇潰せます。『モータルコンバット』(古い方ね)、『イベント・ホライゾン』、『ソルジャー』、(『バイオハザード』)、『AVP』……。
『バイオハザード』を括弧書きにしたのはDVD特典のミラ、ミシェル、ポールのイチャコラコメンタリーの方が面白いからである。

『イベント・ホライゾン』と『ソルジャー』は、劇場大コケ後、1年寝かせて、何故かファンが付くという謎の売れ方をしている。『ソルジャー』に出演したカート・ラッセルは「これはカルト的人気がでるよ」と将来を予想したとかなんとか。

『AVP』以降、お気に入りの嫁はんの映画を作ることに執心するわけだけど、初期にやりたいことやって、あとはそこそこ売れる映画を嫁さんと仲良く作るって最高の人生じゃないですか?

血統的に美人に生まれちゃった娘さんも、『バイオハザード』シリーズに出演させられているのを観て「えぇ……」と思ったけど、そのあとMCUにディズニーですからね、有望株ですよ。

ああ、こういう人生良いなあ。妬ましや………妬ましや……。

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