ポケカ、ちりつも、はこ理論

ポケモンカードを数年ぶりに始めている。
500円のデッキを買って勝負してみた。楽しい。
もちろんデッキパワーがガチ仕様ではないけれど、ダメカンとかあったな、とかいまだにネストボールとか便利だな、とか感じながら遊んでいた。
ついつい勝負事になると、勝とう勝とうと思ってしまう。
でもなんとなく、やってみるということがいいかなと思う。

趣味的なものについて、僕らはどこまでも突き詰めることができない。
ブックカタリストで20時間あればだいたいなんでも楽しめる的な話をしていた。
例えば僕はこのnoteをそろそろ500記事ぐらい書いている。一時期から書く時間の制約を10分にしてみたので、とてもざっくり計算してみて5000分、60分で割ってみると…83時間。どおりでもう楽しくて仕方ないのだろう。
継続するということが難しいと思っていたし、継続することに意味や価値があると考えていた。
だけれど、楽しむということが本当に重要じゃないか、と当たり前のことを思い出している。

では、楽しむためにはどうするか。
楽しんでいる人を観察してみる、真似してみる、とりあえずやってみる、焦らないということだろうか。楽しいという感情以外を見つめてみるとかも必要かもしれない。

書くことについて考えてみると、書くことの楽しみを理解するためには、書いてみること、書いている人の文章を読んでみること、書く事の苦しみやえぐみのようなものを実際に体験してみること。

うーん、そう考えると実際にやってみるということが、本当に重要になってしまう。フットワークは軽い方がいい。なんでもやればいい、というといいすぎなのかもしれないけれど、なんでもやれるわけじゃない。
むしろやろうと思ってみて、できないことこそ、一工夫加えてできるようになってみたほうがいいことなんだろう。
簡単にできてしまうことはあんまりやらなくてもいいかな、というか、やったという判定が早い。
できなさを咀嚼して飲み込めるぐらいにしてみると、案外呑み込めてしまうものである。少し物悲しい。

ハコ理論というのは、最近僕が考えていることで、箱に詰め込んでしまえばきれいだし、コントロール可能だということ。レッテルを張るということに近いかもしれないけれど、レッテルを張る前に箱に収める。収納する枠組みを概念でも作っていきたい。

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