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Tensegral Body Work-①「身体とはどうあるべきか」

序文

自分は 「痛みや不調が多いのはなぜだろう?」
これが私が「身体の探究」を始めるきっかけとなる疑問だった。

体を動かすことは好きだったし、食事もそれなりに気をつけている。
なのに、痛みや不調は消えない。
年中かゆいし、痛いし、だるくて、調子が悪い。

そこで出会ったのが、「美術解剖学」という本。
なんとも堅苦しい本に見えるけど、めちゃくちゃ笑いありで面白い。
この本のスタートが面白い。
神様なら「人間」という生き物をどう造るか。
という視点で書かれている。

我々は、健康を語るときに
.運動してないなぁ
.栄養が偏ってるなぁ
などと考える。

生まれたての赤ん坊は運動しない。
筋力はとてつもなく弱い。
でも、痛くない。
はて、なぜだろう?
なぜ、大人になると運動や栄養が必要になるのか。

そんな疑問を抱えながら、「身体の探究」を続けた。
今の段階で分かったことをまとめてみようと思う。

※私が探究していることなので、日々加筆修正が入ります。  読み物としてお楽しみください。

人間には何が必要だろう


「人間」が生きるには

  1. 食物を獲得する

  2. 食物をエネルギーに換えて使う

  3. 子孫を残す

この3つが必要である。

食物を獲得するのには、まず狩りをしてみるとする。
そもそも人間は力が強くない。ゴリラや熊には勝てっこない。単独で狩りをすることには向いてない。

そこで、集団で狩りをする上で必要なことはなんだろう。
まずは移動が必要だ。
素手で掴みにいくのは無理だから、道具を作ったり使えなければならない。
そこで作業も必要だ。
集団で行動するためにコミュニケーションも必要だ。

作物を育てるにも同じ作業が必要だ。

食物をエネルギーに換えて使う。
身体の構造としては、省エネであることが望ましい。
効率的に動くエネルギーに変えられること。
少ない物で、沢山動ける方がいい。

活動と休息のバランスで保つことで、
活動時にはお腹がゆるゆるにならない方がいいし、ぼーっとしない方がいい。
休息の時には身体を休めて、緩めて、全体のバランスを回復する。

子孫を残す。
人を好きになったり、子孫を残すことは絶滅しないためには必須な条件である。

これで、やっと人間が絶滅しないシステムができたと言える。

ざっくりとまとめてみると。
効率的に「動ける」
効率的に「エネルギーを使える」
このふたつが鍵となることが見えてきたのではないだろうか。

身体はどう造る?

基本的な身体の構造として

  1. 筋肉

  2. 内臓

  3. 血管

  4. リンパ

  5. 神経

  6. 皮膚 細胞 脂肪

  7. 生殖器

がある。
この詳しい内容は前の記事を参照にしてほしい。

まずは、一番硬いものとして「骨」があって、身体の骨格をつくっている。
効率的に「移動.作業」ためには、
骨と骨がぶつからないように、筋肉が上手く構造を作って、最大限の動きを出来るといい。

血管・リンパ・神経は、筋肉や内臓を正常に動かすためにあるので、骨格・筋肉の間で挟まらないように存在する必要がある。
流れが滞らないことが大事なので、曲がる時には
川の流れのようにゆったりと曲がる。

内臓は、食物を効率的に動くエネルギーに換えられるように動く必要がある。


ざっくりと書いてみたけど、
これをより細かく知れば知るほど、神様の凄さにハマる‥。
その深みを、まずは筋肉から書いてみたいと思う。

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