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中国主催のアジア大会PEIの概要/日程・参加チーム・視聴方法等

今月末の4月27日より3日間、中国主催のアジア大会PEI(Peace Elite Asia Invitational)が開催されます。日本からはREJECTが出場するこの大会、PMJLや世界大会とはルールが違う部分もあるのでまとめたいと思います。

大会概要

PEI (Peace Elite Asia Invitational)
中国プロリーグPEL主催、中国版PUBGモバイル「和平精英」を使用した招待大会です。(※PELについてはこちら) 初のアジア大会として15チームが招待されており、今回はオンラインで開催されます。

大会日時:
4月27~29日の3日間 
マップ・マッチ数:
FPP視点、ミラマー2戦/サノック1戦/エランゲル2戦の1日5マッチ、3日間で全15マッチというスケジュールになっています。日本時間の19時開始です。(画像+1h)

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ポイントルール
ドン勝12p/キル1p
ただし第1‐2フェーズはキル2pと倍になります。

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賞金:
賞金総額は300万元(約5000万円)。
優勝賞金100万元(約1600万円)、加えて1マッチ毎に最多キルチームに与えられるモストキル賞が合計100万元設定されています。このモストキル賞はday1が1マッチ4万元(約65万円)〜最終日は10万元(約160万円)と日を追うごとに額が増えていきます。(画像参照)

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参加チーム

中国はPEL S1の上位2チーム、アジア各国からプロリーグPMPL上位2チームが招待されました。日本からは現時点のPMJL1位、REJECTが出場します。

中国:Weibo Gaming/RNG/Wildcard※
インドネシア:GEEK/Bigetron
ベトナム:HVNB/Eagle Esport
マレーシア:Dingoz/Team Secret
タイ:Valdus The Murder/PW888
南アジア地域:DRS/ZEUS
日本:REJECT
韓国:Warriors Esports

※現時点で発表されていない最後の1枠は中国プロリーグのユース/下部リーグ30チームで行われるWildcard予選(4/22-24開催)で決まります。

視聴方法

1.配信アプリで見る
PELと同様Huya/BiliBili/Douyu/Kwaiなど8種類の中国の主要配信プラットフォームで配信されます。その中でも「Huya Live」というアプリが使いやすいので、こちらの記事にてインストール/使用方法を紹介しています。
アプリをダウンロードしなくてもURL(https://www.huya.com/660006)から視聴可能です。(※画質は悪くなります)
中国版Twitter「Weibo」PEL公式アカウント(https://weibo.com/u/7307175708)でも配信を見ることができます。

2.「和平精英」ゲーム内で視聴する
中国版PUBGモバイル「和平精英」ゲーム内、ロビーの右下に視聴ページがあります。もしかするとスキン配布等のイベントがあるかもしれません。

※未発表ですがYoutubeで配信される可能性もあります

見どころ

★FPP(第1人称)視点
中国以外の競技シーンがこの数年ずっとTPP(第3人称)で開催されてきた中で、今回が初のFPP視点での国際大会となります。今年1月の世界大会PMGCで3位となったZEUSや世界大会常連BTRがFPPでも好成績を残すのか注目です。

★和平精英、PELルール
今回の大会はPUBGモバイルではなく中国版のアプリ「和平精英」を使用します。マップや基本的な仕組みは同じですが、銃の仕様、操作設定に細かな違いがあります。
またルールは中国リーグに準ずる形となっています。具体的には
ドン勝が12ポイント(PMJL等では15ポイント)
・第1・2フェーズのキルポイントが2倍
・序盤のパルス収縮開始が早い(第1フェーズ150秒/第2フェーズ60秒)
等がPMJLや世界大会との違いとして大きな部分でしょうか。より戦闘重視のルールになっており、各チームがどういった戦略をとるのか楽しみです。

★モストキル賞の存在
高額な賞金の内面白いのがモストキル賞の存在。毎マッチキル数が一番多かったチーム最大で160万円がモストキル賞として授与されます。戦闘重視のルールと合わせて考えるとキルムーブの乱戦が予想されます。

★未知数のWildcardチーム
各国のプロリーグトップが招待される中、今回の大会ではWildcard枠として中国のPELユースチーム/下部リーグ所属チーム/配信者チームの予選を勝ち抜いた1チームが出場します。実力未知数の中国チームが世界トップの強豪相手にどれだけ通用するかにも注目です。

日本代表REJECT、世界大会の前哨戦
REJECTにとっては昨年11月に上海で開催されたPEC以来となる国際大会。中国代表RNGやWBGとはそのPECで対戦しています(WBGは当時ELG)し、BTRやタイのVALなど競技シーン初期からトップを走ってきたREJECTには馴染みの深いチームも多いのではないでしょうか?

今回の大会は世界大会の代表になる可能性の高いPMPLの優勝&準優勝チームが招待されており、今年の世界大会の前哨戦ともいえるラインナップになっています。REJECTにとってはPMJLフェーズ1最終日の直前となり大変な時期だと思いますが、2021年シーズン初めての国際大会となるPEIでの活躍に期待です!

まとめ

PEI4月27日から3日間開催される中国主催のアジア大会
・史上初のFPP大会
・現時点のアジアトップ15チームが招待
・日本代表はREJECT!

画像は全てPEL公式Weibo(https://weibo.com/u/7307175708)より引用しております。

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