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我が家のうさぎと、8年かけてやっと心が通じた(気がする)

今年で8歳になる、我が家のうさぎ。

うさぎのすべてが飼い主にめちゃくちゃなつく(まとわりついてきたり、抱っこされたまま寝るなど)わけではないようで、基本的に我が家のうさぎは、
「基本的にほっといて。そんなになでなくてもいいから。
でもこちらが求めたときにはなでで、オヤツをちょうだい。
あと、定期的にカゴから出して遊ばせてね。」
という感じのマイペースさです。

なので、「ツンデレ」の「ツン」97パーセントの我がうさぎ。

わたしがほぼ世話をしているので、
「カゴとか掃除しなくていいんだけど! かまってきすぎ!
ひとりでゆっくり過ごしたいのに!」
と、ときどき激怒されて手をかまれることも…せつないです。

ですが、コロナ禍に家で仕事をする日が増えたことをきっかけに、(おそらくこの子にとって快適であろうと思われる)以下のような生活リズムをできるだけくずさないようにし続けたところ、少しずつ心を許してもらえるようになってきました。

朝:
わたしが起きる=朝のオヤツタイム
娘とわたしが家を出るまでの20分くらい、カゴから出て遊ぶ
日中:
基本的にうとうと
夜:
元気になってエサを食べたり活動開始! わたしたちが帰ってから、夜も少しカゴから出て遊ぶ

特に、オヤツの時間や遊ぶ時間を必ず確保するようにしながら、こまめに声をかけるようにしていたら、最近心が通じあうようになった…ような気がしています。

具体的にどのように「通じて」いる(ような気がする)かというと、

わたしが起きると、つかまり立ちをしてじーっと見つめてくる
→「オヤツをちょうだい」

わたしが身支度を終えると、そわそわしながらじーっと見つめてくる
→「カゴから出て遊びたい」

うさぎは鳴かないので、「視線」でいろいろなことを伝えてくれます

これらの視線にこたえてあげると、
「そうそう、わかってんじゃん」
という感じで満足そう(オヤツをぐいっともっていかれる、カゴから出てきてオモチャの段ボールで遊びはじめる)です。

もう、それだけでもわたしはなんだかうれしい…。
気持ちをわかってあげられているような気がするだけで、うれしい。

正解はこれからもわかりませんが、できるのはこの子を、
「ただこまめに見つめて、してほしそうなことを感じる」こと。

わたしは「じーっと見て」、気づいたことをしてあげる。
うさぎは、何かしてほしいことがあったら「じーっと見て」伝えてくる。

コロナ禍をきっかけに約3年、静かに見つめ合うことで、(たぶん)少しずつ心が通じ合うようになったわたしたちです。