流行に乗りたい山田リョウ? 2023.3.24
この間、アニメの世界ランキングみたいなものを見ていてなんとなく思い出したこと。
僕はランキングが好きだった。
今も熱量は下がったが気にしてはいる。
思春期の頃は音楽チャート、視聴率、興行収入ランキングなどよくチェックしていた。
もちろん、好きな作品が上位にランクインしていたり歴史を塗り替える記録を出したりするのはとても嬉しい。
逆にいえば好きな作品が自分の思うような評価を得られていないときは落胆というか、なんでやねんという批判的な気持ちにもなっていた覚えがある。
そんな風に漠然とランキングについて考えていて、不思議に感じたことがある。
僕は人と違うことが好きだ。
ぼっちざろっくの山田リョウのように変人と言われることに喜びを感じる。
ことファッションに関しては流行りを遠ざけ人から二度見されるようなものを好む。(最近はかなり落ち着いたけど)
こう考えると好きなものがランキング上位で嬉しいというのは大きな矛盾ではないだろうか。
自分が好きなものをみんなが好き。
それは所謂、流行に乗ったイケてる人間になりたいと同義なのでは?
それとも人と違うのが好きなのはファッションだけってことか?
でもミニシアター系の映画も好きだし、作品の感想なんかも人と違うこと言いたい精神がむくむくしたりもするし。
この相反する感覚が1人の人間だとは不思議なものである。
ここまで自問自答してみてわかった。
あぁ、そうやってこれが自分って無理に定めよう、こだわろうとしてしんどかったんだなぁ。
好きな作品についての想いも変人と言われるのが嬉しいことも変わってない。
ただ、その相反するように見える感覚を併せ持つ自分が自分だと思えるようになっただけだ。
どうりで最近、ノンストレスライフを満喫できているわけだ。
僕が好きなものをみんなが好きなのも嬉しいし、自然と人と違う感性を持っている自分も好き。
どっちかを無理に抑え込んだり敬遠したりするからしんどいんだよ。
こうして言語化できるくらいに実感できた。
そのきっかけって何だったんだろう?
またそれにはたと気が付く日が来るんだろうな。
え、待って。
それ、めっちゃ楽しみじゃん。
自己啓発もいいけど、自己発見も楽しいね。
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