初期研修医マッチング　提出した履歴書の写しと書き方のポイント

本記事では、自分が実際に提出した履歴書の写しと履歴書を書く時のポイントや書き方をまとめます。

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病院見学に行くと履歴書をもらえることもあるかと思いますが、完成されたものだけ持っていても、いざ自分が履歴書を作るとなったら苦戦するものだと思います。
この記事では完成された（実際に提出した）履歴書に加えて、それらをどういう思考・ロジックで作り上げたかといったことまで載せています。
ぜひ参考にしてみてください。

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自分が受けた病院の特徴です。

• ハイポ～普通の忙しさ

• 救急もそれなり～強い

• 内科系診療科が揃っている

このような特徴の病院を受ける方は、コピペに近い状態でも十分に使える（特に志望理由）と思います。

志望する病院の志向が違っていても、言い回しや文章の書き方、組み立て方、面接との兼ね合いなど、多くのことが参考になると思います。
もちろん後半で述べる履歴書の作り方を参考に自分なりのものを作るのもいいと思います。

どの病院に提出した履歴書かの病院の具体名は、こちらの記事の病院番号に準じてあります。
東京・神奈川の病院を考えている方で、ゴリゴリのハイパー志望でなければ、受験病院が1つは被ると思うので、見ておくのがおすすめです。

どこの病院かわからなくても、後半で一般化した話もしているので必ず参考になると思います。

「どうしても病院が知りたい！」「できればコピペしたい！」という方は、この記事を見てみてください。

公開する履歴書の強み

履歴書を公開する前に自分が実際に提出した履歴書のおすすめポイントを簡単に説明します。時間がない方は飛ばしちゃっても大丈夫です。

履歴書の作成方法は何パターンかあると思いますが、自分が履歴書を書いていくにあたって他にはない強みが3つほどあります。

• 病院ごとに複数人の研修医の履歴書を研究している

• 面接担当もしている大学の先生に添削していただいた

• 一般就活を経験した高校の同級生に添削してもらった

では順番に詳しく解説していきます。

各病院で複数の研修医の履歴書の良いとこ取り

履歴書を書くにあたってまず参考にするのがその病院で働いている（マッチングに成功した）研修医の履歴書です。
これが最も確実性の高い見本になります。

自分は受験したほぼ全ての病院で3人以上の研修医の先生方から履歴書をもらいました。
それを全て精読、研究すると、各病院の履歴書に共通するパターンというか大筋のようなものが必ず見えてきます。中にはフレーズそのものが共通している例もありました。
そのエッセンスを全て凝縮した上で、自分の経歴や経験に落とし込んで履歴書を作成しました。

つまり、公開する各病院の履歴書には、過去の研修医の先生方の履歴書のおいしいところもすべて内包されているということです。

ただの一人分の履歴書以上の情報があります。

採用担当の大学の先生の添削

二つ目の強みは、実際に採用や面接も担当もしている大学の先生に添削してもらっている点です。

プロの目で見ておかしいところは徹底的に突っ込んでもらいましたし、逆に詳しく書きすぎなところは、面接でしゃべるためにわざと抽象的に書いた方がいいというとこも指導していただきました。

もちろん指摘されたポイントに関しても後の方で詳しく解説しています。

採用する側の目線も入った履歴書になっているのはかなりレアなのではないかと思います。

一般就活を勝ち抜いた高校の友人の添削

三つ目の強みは、大手企業に内定をもらい、実際に働いている非医学部卒の高校の友人に添削してもらっている点です。

医学部の都内への就職活動は年々厳しくなっているとはいえ、大手企業への一般就職の壁はそれよりはるかに高いです。
そんな競争を勝ち抜いた東大卒の高校時代からの友人に、すべての履歴書に目を通してもらい、添削してもらいました。

就職活動のトップレベルのプレイヤー側からの目線も入ることで、より受験者目線になった履歴書に仕上がっていると自負しています。

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繰り返しになりますが、受験する病院が違っていても、そのまま使える文面や履歴書の書き方のエッセンスは必ず参考になると思うので、冒頭に述べたような病院以外を志望する方にも自信を持っておすすめできます。

主な質問項目としては以下のようなものがあります。

志望動機
ボランティア活動
趣味
特技
興味のある診療科
将来のライフプラン
長所
短所
興味のある分野
目指す医師像
社会人としての課題
規則を守れない同僚に対してどうするか
研修に期待すること
セールスポイント
どんな同僚と働きたいか

それではいきましょう。

履歴書の写し

では実際に自分が提出した履歴書の写しを公開します。