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【22-23】謎タイミングでのアーセナル寸評~MF編~

こんにちは、ナルオです。
謎タイミングでの選手寸評、MF編をお届けします。


#5 トーマス・パーティ
今季のアーセナルの核となる存在。ボールを刈り取る守備者としての能力、ビルドアップでのパスの配給とポジショニング、更にこれまで宇宙開発事業に勤しんできたミドルシュートもきっちり得点していく存在感はまさに圧巻の一言。彼が居ると居ないとでは全く別チームに。怪我だけはせんといてくださいよ…

#8 マーティン・ウーデゴーア
発音と表記の仕方は諸説ありの攻撃的MF。攻撃的とは言ったものの、前線からのプレス技術がとても高く、かつ献身的で泥臭い印象さえある。一方で神童と称され続けたプレースキルとビジョンにも磨きがかかり、今季ここまリーグ戦19試合8G5Aとチームをけん引する存在。POTMにも選ばれるなど充実の時を過ごしている。なんとまだ24歳。アーセナルを選んでくれてありがとうございます。

#10 エミール・スミスロウ
今季は負傷がちでここまであまり出番がないアカデミー育ちの10番。スラロームドリブルでの推進力、シュート技術と得点感覚、基礎技術の高さを活かした周囲との連携をもっと見たい。ESR成分が体に全く足りていないので早く補充したい。後半戦では彼の力が必要になってくること間違いなし。IHなのかサイドでの器用になるのか、アルテタの采配も楽しみである。

#20 ジョルジーニョ
近年定期的に訪れる、青いチームからのベテラン移籍ムーブ。サッリナポリで心臓として台頭し、チェルシーでも長く活躍した歴戦のMFは若手主体のアーセナルで活躍できるのか。トーマスの代わりとはならないので、プランBとして彼をアンカーに据えた時の戦い方を考える必要があるだろう。高いパス制度と戦術眼を活かして、チェンジペース・ゲームメイクを期待したい。
ワンタッチのタッチダウンパスからマルティネッリとか見たい。

#21 ファビオ・ビエイラ
ポルトガルからやってきた、魅力溢れるプレーメイカー。線の細さは気になるものの、パスのビジョンや足元の技術からその天性の才能が滲み出ている。ひょろっとしているが、パンチ力のある左足を持っており、ミドルシュートも武器となっている。浮き球の処理とか難なくこなす感じにエジル味を感じる。マルティネッリと仲が良すぎることでも有名。エヴァートン戦HTでの至近距離個人レッスンには思わず笑ってしまった。走力を鍛え上げればプレミアでもやっていけることはベルナウド・シウバ先輩が体現しているのでぜひ成長して欲しい。

#25 モハメド・エルネニー
エジプトのファラオ。ベンチを温めることも多いが、起用されるとボールを追いかけまわし、やるべきことをやってくれる頼もしい存在。スタメンで出場すると横パスやバックパスの多さから物足りなさを指摘されることも多い。トーマスと比べられるのは少し酷かなとは感じているが。現在は長期離脱となっており、このまま退団になってしまう可能性もある。それはちょっと寂しいので愛らしい笑顔をまたピッチで見せてほしい

#34 グラニト・ジャカ
トーマスが心臓ならジャカは肺だろうか。今季はB to Bとして大活躍中。得点機に絡むだけではなく、中央→サイドのポジションチェンジや、ハーフスペースの裏抜けなど攻撃のアクセントになっている。アンカー歴任時に指摘されていた視野確保やアジリティの懸念から解放され伸び伸びとプレーしている印象。守備能力も高くやスタミナも豊富なため攻守に渡ってチームを助けてくれている存在。ブチ切れモードや、超デンジャラスタックルからの赤紙も減り、ベテランとして若いチームを支えている。家族想いの素敵なパパである。お子さんたちめっちゃ可愛い。


冬の移籍でジョルジーニョが加入したことにより、ぱっと見選手層は厚くなった感じはしますが、実際そうでもないですよね。エルネニー離脱中だし、ESRももう少しかかりそうだし。来夏はカイセドかライス本気で取りに行きそう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次回は我らが誇る魅惑のアタッカー編です。

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