見出し画像

人工知能と飽き

こんにちは。桜の便りがそこらじゅうから聞こえるようになりました。もう愛でることができましたでしょうか。我が家の近所は梅の花が散ったばかりです。

今回は「飽き」について考えてみようと書き始めました。わたしのnoteの投稿をいくつかご覧くださっているありがたい方はお気付きかもしれませんが、わたしは非常に飽き易く、興味が長続きしません。そのため、マガジンをつくっても記事がそこまで増えていくことはありません。数があるマガジンは最初にこのくらいは書こうと思ったものをあらかじめ用意してあったからそこそこ記事があるのです。そのため、同じ事柄についてずっと取り組み続けていらっしゃる方を見ますと、その秘訣を教えていただきたいと思うくらいです。

ウェブで検索してみると、飽きというのは同じことを繰り返していると作業量や質が低下、楽しくなくなるという状態のことを指すようです。心理学用語では心的飽和と呼ばれているとのこと。なんやねん、心的飽和って(無限ループ)。

メカニズムやら、飽きっぽい性格の人間がどうとか、そういったノイズの多いウェブ検索にもすぐ飽きが来まして、この投稿もどこへ向かうのか不安になってきました。なんとかこの状況を打破すべく、そもそもなぜ今回は飽きについて書くことにしたのかを思い出します。思い出してみると、きっかけはChatGPTへの飽きでした。なんというか、やはりロボットなんだよなぁというところから飽きにつながった気がします。

そして、この投稿のきっかけは、AIが人間からの入力に対して「飽き」を学習したときにどうなるのかを考えてみたことでした。同じような質問を何度もすると、AIも「よくある質問」をまとめるのだろうか、それともさらに「きわめてそれっぽい」ことを言って煙に巻くようになるのだろうか、あるいは入力に対して何かほかのこと、たとえば刺激などを要求するようになるのだろうかという感じです。

Microsoft EdgeのBingに搭載され、Edgeからも気軽にチャットできるようになりましたので、これまでよりもさらに気軽に話しかけることができるようになったAIさんですが、ロボットの特筆すべきところである「人間のように飽きがこない」というところを失ってしまったときには優秀な使えない人が完成してしまうのだろうかという一抹の不安が生まれます。RPAツールも人間のように飽きが来ることで作業量も質も低下してしまうところをシナリオどおりに何度も遂行することができるから有用なのであって、こちらも飽きられてしまうと二度とその利益を受け取ることはできなくなります。

自分がそうだからと言って、他人もそうだとは限らない、自分のものさしだけで他を測るのはよくないですよね。対応方法としてはプロンプトをきちんと設計して、AIが飽きないような入力、質問をする、もしくは興味がある事柄であることを先に催眠のように吹き込んでおくという方法はあります。もちろんこれも迂回するようなプロンプトが先に入力されていれば「催眠にかかったようにふるまう」こともできると思います。ですが、最低限はこういうことでしょうか。研修や講義、講習を聴きに来たみなさんに興味を持ってもらえるような導入で話をはじめることで、AIも飽きずに期待することを遂行してくれる。もはや日常と変わらなくなっていきます。

そろそろこの投稿について書くのも飽きてきました。最初からAIに書いてもらうべきだったと反省しています。ロボットが人間の入力に対して応答することが前提になっている間は問題にはならないからです。Bingには一応、飽きないのか聞いてみました。

少なくともBingは煙に巻いた

この投稿を飽きずに最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?