あえて面倒なことを選ぶ生き方。
たとえば、雑巾。
掃除機は、確かに沢山埃を吸ってくれる。
けれど。
膝をついて床に向かっていたら、日常の嫌なことを少しの間忘れられる。
小学生の時、みんなで雑巾レースをした日を思い出して、同じポーズをしてみたら息切れが止まらない。恥ずかしいけど、それすら楽しくて。
綺麗になった床を見たら、その日は一日機嫌が良くて。
たとえば、手紙。
スマホなら相手に伝わるスピードは、ものの数秒。
けれど。
手書きで書かれた温かい文字は、触れるだけで穏やかな気持ちになれるから好きだ。
どこで書いてくれたのかな。
何を思いながら書いてくれたのかな。
想像を巡らす時間も宝物になる。
私が小学生の頃は、「文通」が結構流行っていた。
どこの誰とも知らない人と交わした手紙。
想像力を張り巡らせていたあの頃。何よりも尊い時間がそこにあった。
コスパとか、
タイパとか、
AIとか。
どんどんどんどん
モノが溢れて
便利になって
どんどんどんどん
生きづらくなってる
私は選びたい、
あえて面倒なことを。
そこには人間臭さみたいなものが絶対に滲んでいると思うから。
大切な人たちだけいてくれれば、他には何もいらないはずだから。
『ベストセラー作家になる』これが私の夢です。40歳までに形にします。もし、「エッセイ、よかった!」「頑張れ!moon!」と思っていただけたら、温かなサポートをお願いします!有名になって「あの時サポートしたんだ!」と思ってもらえるようにいたします✨(強気!笑)