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相変わらず無力な中で、変わらず私ができることとしての、3回目接種。

新型コロナウイルスワクチン(モデルナ)の、3回目の接種レポートです。1・2回目接種後の記事の続編にあたります。

武田/モデルナ社製ワクチンを接種した1・2回目から7ヶ月弱が経過した今回も、モデルナを接種しました。他社製のものと比較検討した上での判断というよりは、このタイミングで接種できるならどちらでも良い、というスタンスです。とにかく今は、「打てるものをいち早く」の状態だと思うので。

下図は、接種前後の体温変化を1・2回目時と重ねて示したものです。

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まず明確な傾向は、有意な発熱がなかった点です。2回目接種時は、ロキソニン60mgを2回、イブプロフェン130mg+アセトアミノフェン130mgを1回摂取するほどの本格的な発熱がありましたが、今回は通常時よりも0.数℃程度の上昇があった「気がする」程度です。接種から20時間ほど経ってバファリンA(アセチルサリチル酸660mg)を摂取したのは、接種の翌朝でした。朝にしては体温が高めだったことと倦怠感を覚えたことによる、予防措置的な意味合いです。寒気や関節痛などは最後まで全く出ず、全身のだるさはしばらく続きましたがそれはインフルワクチンでも時々出ることなので、許容範囲内でした。

いわゆる「モデルナアーム」と呼ばれる、遅延型アレルギー反応としての接種部周辺の発赤と痒みは少しだけ出ましたが、1回目のように9日ほど経ってから出現するようなタイムラグはなく、2回目の時のように接種後比較的すぐに現れ、丸4日ほどで消失しました。

2回目を接種した時は「これでコロナ禍が終わってくれれば」と微かながらも願ったものだし、その後の日本での感染の抑え込み方は実に希望的なものでした。それだけに、この強烈な第6波の到来と炎上ぶりには暗澹たる思いだし、今回の接種では前回までのような希望を持てなかったのが正直なところでもあります。2回目までのワクチンで押さえ込んだデルタ株に比べれば、オミ株の重症化率や致死率は確かに下がっている(あくまでも「デルタ株と比べれば」)し、その中で何回もワクチンを打つことにためらいを感じることも理解はできるけれど、感染した時の身体的および社会的負担とリスクを考える時、少なくとも私はワクチンを打つこと以外に有効な手段を持っていない。オミ株が最終形態だとも言い切れないのだし、できることはやったのだという想いを「希望」として、接種会場を後にしました。

そのお金で、美味しい珈琲をいただきます。 ありがとうございます。