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ステップファミリー 〜セメントベビーに愛情を集中させない〜

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
ステップファミリー(子連れ再婚夫婦の家族)に、新しく生まれる赤ちゃんを「セメントベビー」といいます。
英語でセメントは、「愛情や絆を強くする」という前向きな意味として使われています。
新しく生まれてくる赤ちゃんによって、家族の絆がかたくなるということですね。

しかし、セメントベビーの誕生で、家族関係がうまくいかなくなる場合もあるので要注意です。
一番大切なのは、連れ子の心のケアです。
赤ちゃんは両親ともに血が繋がっていますが、連れ子は片方の親としか血が繋がっていないことで、赤ちゃんより愛されないという漠然とした不安を感じています。
そういった不安を取り去るためにも、連れ子を尊重しながらの育児が求められます。

これは、ステップファミリーではない家族でも同じことが言えます。
下の子が生まれることで、お世話が必要な赤ちゃんにどうしても親がかかりっきりになり、上の子が寂しさを感じてしまいます。
寂しい気持ちから、情緒が安定しなくなる場合も多いです。
赤ちゃん返りをしたり、反抗がひどくなったり。
昔から「上の子から可愛がる」といった言葉がありますが、ステップファミリーにおいては、とくにこれを念頭に置きながら子育てをする必要がありそうです。

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