頑張る方向を軌道修正しようと思えた本 #せか才
ここ最近の私は、なんだか自信を失っていた。
理想の自分を追い求めすぎて、現実とのギャップに苦しんだり。
自分の治したいところばかり目を向けて、改善策を考えては、簡単に治らないことに肩を落としたり。
「なんで自分はこんなにできないんだろう」
そんな感情が、言葉になりきらないまま自分の心の中に滲んでいた。
そんな時に、朝渋のイベントで出会ったのが、 #せか才 こと、『世界一やさしい「才能」の見つけ方』という本。
#せかやり こと、『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』の著者、八木仁平さんの2冊目の本だ。
今日はそんな、#せか才 を読んで感じたことを書こうと思う。
「憧れ=自己否定」という衝撃
本の巻頭には、才能に関する図解がまとめられていた。
そこには、私にとって衝撃的事実が書かれていた。
才能が見つからない人の5つの間違いという項目のなかで、「なりたい自分」になろうとするという文字に大きくバツが付けられていた。
そのかわり、
「なりたい自分」を手放すと、才能が見つかる
と書いていた。
これは本当に衝撃だった。
なぜなら直前までの私は、
「なりたい自分に近づくために、毎日コツコツ努力していかなければ」
と思っていたからだ。
そんな自分の観念が一気に覆された感覚。
なぜそれがいけないかと言うと、「なりたい自分」は、「自分の外側」にあるからだという。
だから、「憧れ=自己否定」。
誰かに憧れる瞬間は、キラキラした感覚を持っているような気がしていたけれど、実は同時に自分を否定していたんだと気付かされた。
答えは自分の「外」ではなく、「内」にある
もうひとつ、衝撃だったことがある。
それは、成功者から学べば、成功できるわけではなく、
あなたの成功法則は、あなたの「内側」にある
という文言。
正直これについて、薄々と気づいてはいた。
成功者と呼ばれる人たちの成功法則は、ほんとうに多種多様だからだ。
チャンスやきっかけは、自分の外側にたくさんあるかもしれない。
けれど、ほんとうの「答え」は、自分の中にしかないのかもしれない。そんなふうに思った。
短所をなくす努力はもうやめようと思った
八木さんによると、才能は包丁のようなもの。
人を傷つける使い方をすれば短所になり、美味しい料理を作れば長所になる。
短所と長所は表裏一体。才能が短所として出るか、長所として出るかの違い。
だから短所をなくそうとすると、その分長所も弱まってしまう。
何も切れない包丁は、人を傷つけることもなければ、料理を作って人を幸せにすることも、何もできなくなってしまうのだ。
そんな包丁には、もう価値が残っていない。
その時私は、今できていないばかりに目を向けるのをやめようと思えた。
そうすると、なんだか肩の荷が降りた気がした。
もっと自分だからこそできることに向き合って、いろんな人の役に立ちたいと思った。なんだか希望が湧いた。
この一冊とともに、自分の才能を見つけようと決意した
正直いうと、この本に書いてあるワークはまだ全部できていない。
書評を書いたら八木さんのイベントに応募できるというキャンペーンのチャンスを逃したくなくて、日付がもうすぐ変わりそうな今、急いでこのnoteを書いている。
この本に書いてあることは、常識とは違う。
だからこそ、私たちが今見えていない景色を見せてくれる。
この本にあるワークをやり切った時、私は世界を見る目、それ以上に自分自身を見る目が変わっているという自信がある。
この本の巻末には、「才能の具体例1000リスト」や300の質問リストがついている。なんて豪華だ。
こんなに自己理解に向き合った人のメソッドが詰め込まれた本なんて、後にも先にも見たことない。
この本で、「才能」に関する自分の常識が覆された。
なんだか気持ちが楽になったし、自分自身に対するやる気も高まった。
ここからはワークを通して、自分の「才能」を必ず見つけて、自分を幸せに、そして才能を活かすことで、もっと人を幸せにする決意をした。
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