見出し画像

息子(4)、アナフィラキシーになり初めての救急車

まえがき

こんにちは。nakoです。
普段はコスメやらスキンケアやらのお話がメインですが、今回は息子についてです。
我が家は夫(アラフォー)、息子(4歳)、私(アラサー)の3人家族です。
東京都で賃貸のお家に住んでいます。

夫は最近腰の病気になり、少し休職しております。
私は主婦兼自宅で仕事という感じ。
息子は保育園に通っています。

我が家は夫婦で育児をするという方針なので、初めてのワンオペ状態になり、私も少しバタバタしていました。
そのため近くに住む妹が甥っ子(息子)の遊び相手として来てくれていました。

そんな中まさかの息子、アナフィラキシーで救急搬送という事態になりました。
それをまとめて書き留めておこうと思い、これを書いております。

目次

①一連の流れ
②救急車が来るまでに用意する持ち物
③私のちょっとした妄想

①一連の流れ

日付が変わり、まもなくテレビ「欅って書けない(けやかけ)」が始まろうとしており見る気満々の私と妹。
今日はみんなでお買い物に出掛けていたので、疲れたのか早く眠ってしまった息子。
寝かしつけてたら寝てしまった夫。

「けやかけ始まるわー」と思っていたら、息子の咳き込むのが聞こえます。
しかし最近夜中咳き込む事が多かったので、心配しつつ眠りにつくのを見ていました。
数日前にかかりつけのクリニックにて風邪と診断され、風邪薬を飲んでいたのです。

ところが咳は酷くなる一方、とうとう嘔吐しました。
しかし息子は赤ちゃんの頃からずっと嘔吐しやすい体質でよく吐くので、この時点では普通にパジャマを変えたり、身体を拭いたりしていたのですが…
どうも咳が止まらない。発作的なから咳です。
さらに顔に発疹が出てきたので、慌てて夫が「病院行こう」と言いました。

この時私の脳内では選択肢が3つあって、
タクシーを呼ぶ→時間的に終電や呑み終わり時間と重なるので配車時間が読めないと判断
救急車を呼ぶ→過去の経験から自己判断で呼ぶ場合、受け入れ病院が決まるまで時間がかかるだろうと判断
そこで東京消防庁救急相談センターへ電話する事にしました。

東京消防庁救急相談センターには何度かご相談させて頂いた経験があり、電話口に看護師さんが出る事や判断が早い事も知っていました。
私が電話し始めると、夫が「そんな所電話してないで早く救急車呼べ!」と騒ぎ出したのですが、華麗にスルーしました。
こういう時の素人判断は冷静さをかいています。
何よりプロの判断で救急車を呼ぶというのは今後救急診療を受ける上で、私たち自身のセーフティーにもなるはずです。
起きた事にフラットかつ冷静で迅速な判断が1番重要になると私は考えます。

東京消防庁救急相談センターにはすぐ繋がり、電話口の看護師さんに起きた内容を話しました。
聞かれた事は 夕食は何時頃、何を食べたか?寝るまでの様子などです。

「お母さん、救急車を呼びましょう。今お繋ぎします」
そして救急隊の方に繋がりました。全て相談センターに話していたので引き継ぎされており、聞かれた事は名前、住所、電話番号のみでした。

救急車を待つ間、準備をしました。
詳しい内容は②にて記載します。

救急車到着。
夫に抱っこされて辛そうな息子を乗せます。
まずは救急車内で起こったこと、食べた物など話しながら救急処置を行います。
息子は咳き込み息が上手くできていなかったので、酸素吸入。
この頃には顔がパンパンに腫れ上がって朝青龍にそっくりになっていました。パッチリ二重が自慢なのに…なんてこった。
幸い小児専門の救急病院に行けるという事で20分程待ち、出発しました。

私は3度目の救急車ですが、結構ガタガタするんですよね。
緊急なので致し方ないですが、息子は車酔いするのでちょっと心配しました。

病院に着くと処置室に入ります。
行われた処置は注射、採血、点滴などです。
私たち両親は一旦手続きなどで医事課に行きました。
その後問診が行われます。

アナフィラキシーと判断され、即入院が決まりました。
アナフィラキシーには二相性反応といい、該当のアレルギーの物を食べたり接触していなくても2回目の発作が起こる事があるそうなのです。
その経過をみるため、1泊〜2泊くらいになると言われました。

この頃には薬が効いていて息子は少し話も出来るようになりました。
私の変顔にも笑ってくれるようになっていて安心しました。

この時点で深夜3時です。
主治医が決まり一般病棟に移るのが朝9時半頃との事だったので、息子が眠りについてから1度自宅に帰る事にしました。
本来なら泊まり込み、息子と居たい思いでしたが、夫も腰の病気をしていて療養中の身です。
私が居ると言うと「俺もいる」と言う人なので、2人で帰り休む事も必要だと判断しました。

何より病院の方々もとても良い方ばかりで信頼してお任せ出来ると思いました。
そして息子も保育園に通い始めてから1年。自分で出来る事も増えていますし、彼を信じたい。
そしてこの経験は彼の成長にもきっと役立つはずです。

自宅で仮眠をとり、朝病院へ。
するとまだ顔の腫れはあるものの、元気にDVDを見せて頂いていました。
すっかり普段の様子でちゃっかりした性格です(私に似た)

看護師さんから聞くと「ナースコールを押してくれてトイレに行きましたよ!」
お前、ちゃんとしてんな!

一般病棟へ移ると元気boyは暇を持て余し始めたので、売店に売っていた恐竜の本を買って読ませたりしていました。

お昼ご飯から食事開始。
普段少食の息子が白飯をがっついてる!腹減ってたんだね。

安心した私は普段寝るのが仕事なのでダウンし、ベンチで仮眠しました。
病室に戻ると夫がいません。アイツ、どこ行ったんや。
「パパは?どこ行った?」と息子に聞くと「ママさがしにいったよ」
いやマジかw
これに関しては完全に私が悪くて、寝ぼけててスマホを忘れてしまうわ、小児専門病院なのでカードキーがないと動けないのにカードキーを持っていってしまうわとミスの連発…。
夫よ、すまん。

すると、看護師さんが来て「まもなく先生が来ますのでお話があります」との事。
すぐに医師が来てくれて「2回目が来なかったのでもう退院して大丈夫です。明日また受診して下さい」
「よかった!お家に帰れるよ!」

ガラッ(夫の帰還)
「夫〜退院出来るって…なにその大量の荷物…」
「えぇっ、オモチャ買ってきちゃった…」
可愛いでしょう、うちの夫(無駄なノロケ)

帰りに頑張った息子へ、大好きなタピオカミルクティーを✨

一連の流れは以上です。

②救急車が来るまでに用意する物

今回私が用意したもの⬇
母子手帳
保険証
お薬手帳
(これらは普段からまとめてあります)
現在服用してる薬、塗り薬
着替え一式(1日分)
オムツ(1枚)
飲み物
タオル
Amazonの子供用タブレット(オフラインでもゲーム可能)
モバイルバッテリー
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

あれば良かったと思った物⬇
食べた物を書いた紙
保育園の連絡帳
保育園の給食メニュー表
オムツ(トイトレが終わっているので油断して1枚だったけど3枚くらいあると安心)
パジャマ
オモチャや本

一連の流れのメモ
何度も同じ事を聞かれます。
手が空いている時間があれば何時に何があったかという事をメモしておくと楽だったなと思いました。

③私のちょっとした妄想

これは今だから出来る話なのですが、ちょっと…いやだいぶふざけてるのでスルーして大丈夫です。

病院についてから問診された際に「初めて食べた物はありますか?」と聞かれて、何かあったかしら…。
( ゚д゚)ハッ!アレだ!

「ピ…ピ…ピスタチオです」

脳内これでいっぱいですよ。
こっちが白目むきそうだわ。

でもちょっと救急の医師も半笑いなんですよ。絶対これが浮かんじゃってるじゃん。(知らんけど)

あとその医師が無駄にイケメンなんですよ。
全然いらない情報ですが、私はイケメンという生き物が苦手過ぎまして。
夫に聞いたら坂口健太郎さんという人に似てるらしいのですが、なんつーの、草食系男子というか「俺ってイケメンじゃん」みたいなオーラがすごい。
絶対コウノドリか何か見て小児科にしたろ!
GO綾野はゲス感があるから許せるけど、キミは何か違うからね!勘違いすんなよ!(助けてもらったのに酷い言い様)

その後アナフィラキシーなのでアレルギー科に受診したのですが、担当の女医さんが…めっちゃ可愛い…
これまたいらない情報ですが、私女の子大好きなので。
「この可愛さで小児科医とか最高じゃん」と良からぬ妄想をしていたら、結婚指輪を発見。
何か凹みました。よく分からんけど凹みました。
いやでも私夫と子供が居ますから!既婚者ですから!(必死)

時を戻そう(急なぺこぱ)

まとめ

そんな訳でアナフィラキシーはこうして急に起こります。
私は育児本とかは読まない方なので何となくしか知らない状態でしたが、どう見てもいつもと違う息子の様子から迅速に対応出来たのではないかと自己評価はしています。
本人が1番辛いのはもちろんですが、保護者の方も人間ですから無理をしないという事も大事なことだと私は思います。
迷ったら専門家の方に相談しましょう。
東京都は東京消防庁救急相談センターがあり、他の地域は分かりませんが相談窓口はあるはずです。
何かある前に備えておきましょう!

と、当たり前のことを大声で言うっていうね。
そういう事も時には必要かもしれないなんて思って。
育児に関しては本当にそのご家庭ごとに違うことですから、こんな感じだったよーというくらいのお話です。
うちはこうしたよーっていう。

原因ピスタチオなのかなぁ。
それはこれから検査して参ります。

すごく長くなってしまいましたが、お読み頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?