見出し画像

なぜ30代後半の今、チャレンジするのか

こんにちは!イラストレーターのnakoです。
今回はなぜいまチャレンジしているのか、について書いてみようと思います。

今チャレンジしていること

マガジンにも載せていますが、私はいま【毎日イラスト100日チャレンジ】という、毎日イラストを描いてInstagramに投稿しよう!という試みをしています。いま3週目に突入したところです。

今でこそチャレンジしてやろうという気持ちになっていますが、少し前からしたら毎日2時3時に起きてモクモクとイラストを描いているなんて想像もしていませんでした。
そもそもイラストを仕事にしたいな、と本格的に思い立ったのもほんの1年ほど前から。イラストを描くことからもずっと離れていたわたしがこうして毎日試行錯誤しながらイラストを描いているんですから、人生って本当に何がどうなるのかわからないものです。

世間一般からすると30代後半から新しいことにチャレンジし始めるって遅いほうなんじゃないかな?と思うのですが(どうなんだろう、今はそれも普通なのかもしれないけれど)、30代後半で比較的もうアイデンティティが確立している年頃の今、なんでチャレンジしようと思ったのか、考えてみました。

自分の中でずっとくすぶっていた気持ち

そもそもわたしは自分がしたいことがあまりわからない人でした。
何事もそれなりにはこなせたので、ずっと何が自分に一番合っているのかがぴんと来なくて、大学を決める時も音楽や芸術の分野もチラつきながらも無難に英文科に進みました。

このそれなり、というのがなかなか厄介で、いわゆる器用貧乏というやつでした。いろんなことを任されて重宝がられる半面、ひとつの分野が突出しているわけではないので、なんとなく中途半端な感じがずっとコンプレックスに。

こうやったらうまくいきそう、という感覚でほぼ生きていたので、いざ壁にぶちあたると乗り越え方がわからない。
そつなくこなすことが癖になると、うまくいくまで継続するとかいわゆる努力するのがへたくそになるんですよね。努力かっこ悪い、とか思っているわけでは決してなく、ただただどうすればいいのかわかりませんでした。

一番大きな壁がアパレル店で店長職を任された1年目。
その前年が絶好調で店舗賞をもらったりしていたので、前年の売り上げがべらぼうに高く、必然的に予算も高くなり、その上に慣れない店長職で売り上げはもうがったがたでした。
こうしたらああしたらをいろいろやってみるも全くうまくいかず1年、やっとこさ高い前年を抜けられる…!と思ったさなか、身体を壊して入院…結局壁を超えることができないまま、実家へ強制的に帰ることになってしまいました。

そんなわけでわたしは一番の大きな壁を乗り越えることなくドロップアウトしてしまったという経験があり、そのことがずーーーーーっとこころのなかでくすぶっていました。せっかく好きな仕事でチャンスをもらって、うまくいかないながらも光が見えてきたところだったのに、中途半端なまま、何にもならないまま終わってしまった…

そんな経験から、実家の仕事をしていても、育児や家事をしていても、中途半端じゃなくやり切った何かが欲しいという気持ちがずっとあったのだと思います。

チャレンジできるものが見つかった幸運

いま、【イラスト】という夢中で取り組めることが見つかったことはとても幸運なことだと思っています。

イラストってただ上手ければいいってものでもなくて、めちゃくちゃ上手くても仕事になっていない人もいるし、技術はそれなりでも仕事をたくさんもらっている人もいる。その違いって、その人らしさを出せているか、その人だからこその味とか想いが出せているか、なのかなと思っています。
でもそれって一朝一夕に出せるものではないので、だからこそ夢中で続けられる、【大きな壁】に代わるものとしてとてもよかったのではないかと思っています。

ちなみにこの『らしさ』とか『想い』の部分にもわたしはすごくコンプレックスがあって、自分にはキラリと光る突出した何かとか、めちゃくちゃ伝えたい何かとか何もないから、芸術の分野は向いてない、と思ってしまっているところがありました。
今になって思うとそんなんやりながら見つければいいじゃんと思うけれど笑、ちょっと【才能】というものに引け目があったんですよね。

才能は【継続】できることだと今なら思えます。何かを成し遂げるまで継続していられるかどうか。
継続できるにはやっぱり好きとかワクワクする気持ちも大事なので、楽しく続けられることが見つかったのはやはり幸運なのだと思います。

あれこれ考えながらチャレンジするのってやっぱり楽しい!

いま、チャレンジのために毎日朝活してますが、めちゃくちゃ楽しいです!何か目標をもってそれに向かって行動することってやっぱり楽しい。好きこそものの上手なれっていう言葉がいつも頭に浮かびます。

30代後半って早い方ではないけれど、思い返してもやっぱり【今】なんだろうと思います。アパレルの仕事を取り上げられていなかったら、結婚・出産していなかったら、やっぱりイラストは描いていなかった。一つ一つのタイミングが合わさって今があると思っています。

いまはフルタイムで仕事をしながら幼子2人を育てているし、年齢的な体力の低下ももちろんありますが、思い立った今が一番若い!ぐずぐずしてたらどんどん歳を重ねていくだけなので、やりたいことは今やろう、という気持ちで取り組んでいます。
やれる環境があるのであれば、今しかできないことを精一杯やってみようと思っています。

そんなチャレンジを見守ってやろう、という優しいあなたは、ぜひいいねやコメント、フォローで応援していただけるととっても嬉しいです♡

最後まで読んでいただきありがとうございました♫

nako


絵や想いに何かを感じてくださったときは、ぜひサポートお願いします! 必ずやでっかいアーティストになります!✨