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恋愛がわからない幼稚なアラサー

学生の頃に、就職して、25歳までに結婚して、子どもを産んで……みたいな人生設計をしていた自分が馬鹿みたいだ。見事に30歳を迎えてしまった。
周りは、ここぞとばかりに結婚出産家を持っている。すごい。

恋愛について振り返ってみると、ずいぶん浅くて中身のないような恋愛だったな、と思う。全くときめきがない今は、あの時のあの人は私のことをこんなにも愛してくれていたんだなとも思う。
いつも自分を好いてくれる相手は、どうしても自分の好きなタイプではなかった。みんなとても良い魅力を持っているはずなのに、とても傲慢でわがままな考えを持った私は本当に心が醜かった。
じゃあ私が好きになる人は。と問われると、どうしようもない人ばかりだ。
世に言うダメ男を好きになるタイプのサセ子みたいな。思い出したらダメだ。

本当に好きだと思ってしまったのは25歳の時だ。妻子持ちの人だった。
仕事で辛いことがあれば連れ出してくれて、バイクを買ったと言って後ろに1番に乗せてくれた。人生初めてのバイクから見る景色はとても美しくて、好きな人の背中はあたたかくて、振動は心地よくて、幸せだったのに満たされてはいなかった。
その時は、40代の独身男の同僚に勤務終わる瞬間に仕事与えられたり、待ち伏せされたりお尻を触られたり、女性の先輩のガン無視されたり、無意味に怒鳴られたり。セクハラ全てを網羅してビンゴ大会だったら優勝してたな、みたいな激鬱時期だったから、好きな人に縋るしかないと思っていたのかもしれない。
でも、私は誰の一番になれない。どんなに努力しても何しても負に向かう。
恋なんかしても幸せになれない。好きになっても救われない。一緒に過ごしたい時に過ごせない。気持ちをぶつけようにもぶつけられない。そんなことを3年もしていたら、同僚に警察沙汰なセクハラと、強姦まがいなことをされて全てダメになってしまった。男性のいる職場で働けなくなり、今は自営をしている母親のもとで無職のような仕事をしている。

世の中、セクハラされる人、痴漢される人、はそう言う雰囲気持ってるからだという心ない言葉が未だ消えない。正直、私も絶対心に留めていたけれどどこかでそうなんだろうと思っていた。自分がその立場になるまでは。

このままどうなってしまうんだろう。私次第だが、ずっとどこか空っぽですぐに自死したくなってしまうのに。今のままじゃどうしても嫌で自分を責めてしまうのでここに書き殴ってしまったけれど。

とりあえず、今日も生きてることに感謝しようかな。


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