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仮交際が終わってスッキリしてしまっている自分がいる


 泣いたり写真を消したりノートに感情を吐き出したりしていたら夜中の3時だった。視界を塞がなきゃ“終わり”が来ないと思って蒸気でホットアイマスクをして寝て、起きてから「逆じゃね?」と思うなどした。泣いた後って、普通は冷やさなきゃだよね。案の定目は腫れていたけど、保冷剤で冷やしたらなんとかなった。

 今日は脱毛に行く日だから、有給をとっていた。わざわざ有給の前日にお断りしてくれる仮交際相手、えらすぎる。(有給のことは伝えてないのに!) 

 予約が朝早いから、仕事の日と同じ時間に起きる。睡眠時間、3時間半。Iラインを剃られながら半分寝てしまい、脚がビクッとなって看護師さんを謝らせてしまった。すみません。寝てたとは言えなかった。陰部の毛を剃られながら寝れるってどんだけ図々しいねんと思われたくなかった。

 昨日はセンチメンタルポエマーになってしまったけど、「いちばん好きな人」って言ったって、一人しか仮交際の相手がいないんだから当たり前だわ。ティグレは普通に美味いブラウニー的な焼き菓子でした。

 件の仮交際について冷静に紙に書き出してみると、思考のプロセスをあまり教えてくれない、ユーモアのセンスが合わない、私の好きな場所がお相手は好きではない、すり合わせをしたいのにお相手が私の希望をすべて呑んでしまう、という問題点が明らかになった。

「え?賃貸派なの?俺が分譲マンションの良さをプレゼンして説得させてやるぜ!」くらいゴリゴリでも良かったんだけど。私は必要であればそれくらいはするつもりで、お相手はそうではなかったのだと思う。

 お断りになったということは何か「違う」と思った部分があったんだろうけど、最後まで言わずにフェードアウトしていった。「気になるところはお互い言い合おう」と約束していてもこんなもんですよ。切ないな。

 心当たりはある。一つは失言。他の人とのお見合いが入っていることをポロッと言ってしまった。自分はそういうことを言われても気にならないタイプだから迂闊だった。男性はめちゃくちゃ萎えるらしい。本当に申し訳ない。二度とやらない。

 もう一つは、過去の病気について。2回目のデートで聞かれたことを、もう一度聞かれた。やっぱり気になってたんだろうな。「なんでまた聞いたの?」と私が尋ねればよかったのかもしれない。「本当に気になるなら自分で調べれば?」としか思わなかったから、同じ返答をしただけで終わってしまった。でもやっぱり、本人の口からちゃんと説明されたいものなのかも。スライドでも作るか。


 昼食は存在を忘れていたフォーを茹でてカレールーをぶっかけて食べた。なんか微妙だった。乾麺のフォーは扱いが難しいから、成城石井のスープ付きのやつにした方がいい。

 自分でスープを作るとひたすら薄味になるのなんでだろうね。麺類のスープってめちゃくちゃ濃く作られてるんだなと思った。だからむくむんだね。


 いま思うのは、やはり私の気持ちが上がりきっていなかったということ。ご飯代を払ってまで会いたいと思えなければ、先はないと思う。

 明らかに価値観が違うってわかったのに、私の話を遮ってまで強引に解散したのに、お断りをしない男性がいた。それと比べると、ちゃんと断ってくれるのは誠実だと思う。素敵な女性と幸せになってね。


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