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「ハイスペイケメンの夫」「○歳下の美人妻」それでいいのか?
結婚というのは「人と人」の話だから、それこそ無限にレパートリーはあるはずなのに、「理想の夫/妻」があまりに画一的だと感じる。年収は高い方が良いに決まってる、容姿は綺麗な方が良いに決まってる、年齢は若い方がいいに決まってる。本当にそうか?
私は女性なので女性が書いた婚活note(とInstagram)を読むことが多いんだけど、「ハイスペ」「イケメン」の乱用がすごい。最近は「溺愛」もよく見かける。「ハイスペイケメンに溺愛されてる私、すごいでしょ!なりたいでしょ!なれるよ!この有料noteを買えばね!!!」が常套手段。
私はこういうのは買わない派。なぜなら再現性が低いから。誰かと同じことをしたって、自分の目の前にいる相手には刺さらないよ。
人はどんな場面でどう心が動くのか、というのはある程度は共通していて、そこを学ぶのは有効だと思う。男性心理、女性心理のそれぞれの傾向を知っておくのも役に立つ。それは心理学の本を読めば手に入る知識で、素人から教わるものではない。
目の前の相手をよく見れば何を求めているかが分かる。それを自分が無理することなく差し出せるか。コミュニケーションって、そういうものだと思う。何を求められているのか分からないのはなぜか、好意を差し出すのに多大なストレスを感じるのはなぜか。答えは自分の中にしかない。ひたすら自分と向き合うしかない。
そんなことを言っても、私はまだ婚活中の身だから説得力はないかもしれない。婚活界隈というのは、既婚者が強い発言権を持つ世界だ。実績があるということだから。
企業なら業績が外から見えるけど、家庭の中は見ることができない。初めは「溺愛」されていたけど、今は冷えきった家庭になってしまっているかもしれない。仮にそうなっていても、読者が知る方法はない。いくらでも偽れる世界だから、婚活界隈のインフルエンサーの言うことはあまり真に受けない方がよいと思っている。
私の理想の夫は、「ハイスペイケメン」なのか?答えは自分の中にしかない。
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