アリー スター誕生 レビュー
※ 2018年12月27日時点の情報です。
こんばんは。
映画観てますか?
私は昨日「アリー スター誕生 ( A Star Is Born)」を観てきました。
売れないシンガーがトップミュージシャンと出会い人生を切り開く作品、そんなイメージを持って観に行きました。
感想としては素晴らしかったです。
何が素晴らしかったかというと3点。
1. 演技力と歌唱力が抜群
レディー・ガガの歌唱力の素晴らしさは知ってましたが、演技力は未知数でした。
今作での彼女の演技はリアリティーあり、身体張るシーンありで女優としてのポテンシャルをまざまざと見せつけてくれました。
よくある初出演の大根役者的な感じや演技への違和感などは全くありませんでした。
ブラッドリー・クーパーもミュージシャンの栄枯盛衰を素晴らしい演技力で演じるとともに歌唱力も高いレベルでひきつけるものがあり良い味出してました。
2. 曲が素晴らしい
流れてくる曲がどれも良い曲で心震えるシーンが何度もありました。
エンドロールを見たところレディー・ガガ書き下ろしの曲がたくさんあった気がしました。
特に予告編に使われていた「Shallow」は屈指の名曲です!
曲だけ聴いていても気持ち良い作品でした。
3. ストーリーがレディー・ガガの人生と重なる
レディー・ガガも苦労した下積みを経て今に至ります。
自分の歌を聞いてもらえず、興味をひくため下着になって歌ったり。
そのあたりの実体験に通じるものが彼女の演技力を引き立たせているのかもしれません。
私自身彼女の下積みの話を知っていたので重ねて観てる部分がありました。
また、売れる前の辛さ、売れた後の苦悩をアリー(ガガ)とジャック(クーパー)の人生を対照的に表現したこと(アリー下がるとジャック上がる、アリー上がるとジャック下がる的な感じ)でよくあるアーティストの栄枯盛衰を感じることができます。
最後はそうなるかという感じでしたが、ブラッドリー・クーパーがリスペクトするクリントイーストウッドの事を考えるとそういう結末もありかなと思いました。
夢や目標に悩み迷う人、一歩踏み出せずにいる人にグサッと刺さる作品だと思います。
是非劇場で観て欲しい作品の一つです。
以上、「アリー スター誕生」レビューでした。
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