手探りの生命
つるし雛のなんたる、あの、命の蠢き。
水族館の自由展示室につるし雛飾ってあって、
いっぱいあってとても綺麗だった。
壮観!ってかんじ。量もたくさんあったしね!
ただ拭いきれない、命の蠢きよ。
上から下へ目線を動かす時、連なりを感じてしまう。
いつからのものなのかな。
天から授かったタイミング?御先祖的なあれ?
何度願われたのだろう。健康や幸せ。
願うことが生きること?叶えることが生きること?
どちらもちがうはずなのに
というか叶えるってなに?
生きることって難しかった。今もそう。
難しくない生を願ったのかな。
赤子を模した人形と、豊かな食べ物などとは
同じくらいの大きさで、等しくつながれている。
全部つながっていて、等しく願われた証。
お腹がすいたら不幸せ。生きれないもん。
ねえ、生きるのが見えない!?
そういや最初は流されてたんだっけ、お雛様。
厄をしがらみを一身に背負って川に。
だっけ?幸せを願ったんだっけ?
どっちでもいいや。
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