SYNのChompy Open Table #1に参加してみた

元DeNAのスタートアップ気質強いメンバーが作った会社SYNが、渋谷を中心に展開しているフードデリバリーサービスが「Chompy」!!

巷の皆さんは、浜ちゃんを使って昭和っぽいCMを出している出前館か、黒柳徹子さんを使ったCMを出しているUberEatsくらいしかしらないでしょう。しかし、日本には自治体オリジナルのネットワークも含めれば、数10のフードデリバリーサービスプラットフォームがあります。

Yahoo!Newsを賑わす悪評高きUberだけではないのだ。

Chomyは渋谷を中心にスタートした。これはUberも感覚が近く、新宿でもなく池袋でも丸の内でもなく、六本木から青山、渋谷というラインがフードデリバリー的には最も成功しやすく始めやすいエリアになるのだろう。デリバリーでも食べたい唯一無二のレストランが多くあり、ユーザになり得るお金よりも時間を重要視している成功者が多く、食にも、新しい欧米由来のサービスに興味があり、何より海外の住人が多いエリア。

彼ら(SYN)はとりあえず、渋谷から始めたかったわけではない。「まずは渋谷でNo1になるために渋谷から始めた」と言っています。つまりNo1になるまで試行錯誤するのでしょう。何となくDoorDashやUberEatsが伸びているからマネしておけば何とかなると思っていないようです。

お客さんや売上の上げるにはエリアを広げるのが一番簡単です。もちろんマーケティングコストがかかるのでエリアのセレクションは気を付けなれればいけません。しかし、既にエリア拡大を仕切っている先発隊の後を追って、後発サービスがエリアを広げても、先発隊サービスと同じくらい利用してくれるかとというとそうでもないのは容易に想像つく。

肝は、Grubhub(出前館型)が伸び悩んでいるのに、Doordashが後発ですごく伸びている件と、Mianiで強いUberEatasとNewYorkで強いGrubhub。といった事実であろう。

フードデリバリーは、確かにマッチングソーシャルサービスなのだが、店舗ありきなので、エリア毎にサービスが分断されるわけだ。

正直どんなにサービス内容が良くとも、特定のエリアで極端に強いレストランを抑えられていないとNo1にはなれない。その極端に強い店のスタイルにあったサービスでないと勝てないようだ。これは加盟店側の話ではなく、利用者側のスタイルも地域によって全く違う。MiamiとNewYorkでのフードデリバリーの利用シーンが大きく違うことくらい容易に想像がつく。

ではエリアを広げていくのは、悪いかというとそういうわけではない。資金と知名度、実績があればそれは強みになるであろう。

後発で、エッジが効いたサービスを特定エリアで結果がだせれば、資金はいくらでも集まってくる。それまでは地の利を生かした渋谷で結果を出そう!SYN。そういうことですね。


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