メタルか、ハードコアか

なんとかDJ3年目に突入しました、Nakiqlieです。改めて2/22に仙台で行われたFROST、ありがとうございました&お疲れさまでした。めっちゃ時間たっちゃった

パーティが終わって東北ハードコア新年会にお誘いいただきまして、その時にDJGENさんに「メタルなの?ハードコアなの?」と聞かれたので、それについて少しだけ掘り下げて書いていこうと思います。僕のルーツにかかわる話です。

DJを始める前

DJを始める前は今みたいなハードコアテクノやハードスタイルはほぼ聴いていなく(聴いてはいてもハードコアと認識していなかった)、だいたいはバンド系ばっかりでした。特に、よく激ロックに掲載されているようなバンドが主でしたね。

以前投稿した記事にも書いた通り、自分はXから音楽にドップリハマっているので、バンドばっかり聴くのは当然だったのかもしれません。

そこで、メタルなのかハードコアなのかという話ですが、ジャンルを最初に意識して聴いたのは間違いなくメタルです。それもメロディックデスメタル

Yahoo知恵袋かなんかでバンドをdigっていた時期がありまして、そこで最初に知ったのがThe Agonistでした。

それまではほとんど海外の音楽に触れることがなく、この曲を初めて聴いて衝撃を受けました。それも、ほぼ男性ボーカルばっかりだったのもあってこの女性ボーカルAlissa White-Gluzの清濁混合ボーカルには心底惚れてしまいました。高2の秋。Lullabies For The Dormant Mindというアルバムに入っています。是非。2009年発売です。

他にもおすすめメタルをいくつか載せておきます。全部メロディックデスメタルです。

というわけで、結局メタルばっかりの話になってしまいましたが、いちばん聴いていた音楽かと言われればそうじゃないんですよね。

みなさん、激ロック.comというサイトをご存じでしょうか。最近ではバンドリとのコラボレーションもあり、よく目にする機会もあるかとは思います。そこで取り上げられているバンドはよく聴いていました。特にメタルコアポスト・ハードコアといわれる音楽ですね。

メタルコアとは

ハードコア・パンクおよびヘヴィメタル(とりわけスラッシュメタル、メロディック・デスメタル)の性質が混交した音楽性を持ち、スラッシュメタル的な刻みリフ、ツーバスを用いた激しいドラムビート、ブレイクダウン、ビートダウンなどによって特徴づけられる。歌唱法においては、ハードコア由来のドスを効かせた咆哮や、スクリーモにみられる金切り声のようなシャウト(スクリーム)、デスメタルなどで用いられるグロウル、ガテラルを軸とするスタイルが存在する。正統派ヘヴィメタルやエモなどと同様にクリーンヴォイスで歌い上げるパターンもある。

このジャンルはヘヴィメタルとハードコアの明確な線引きが難しく、シャドウズ・フォールやトリヴィアムなどのヘヴィメタルとしかいえない音楽性を備えたバンドも出現しており、単にハードコア出身でヘヴィメタルの要素を持っているバンドのことを指すこともある。(Wikipediaより引用)

という、非常にジャンルが混ざりすぎてよくわかんないジャンルです。メタルコアっていえばメタルコアみたいなところある。

ポスト・ハードコアとは

ポスト・ハードコア (Post-hardcore) は、ハードコア・パンクから派生したロックのジャンルの一つ。

非常に定義が曖昧、かつ広義に渡る。勃興初期においてはポストパンクやプログレッシブ・ロックの影響を受けた前衛的なハードコアバンドを指す名称であったが、近年では大衆化してきたスクリーモ、メタルコアなどの代替語として用いられることが多く、特に海外でその傾向が強い。(Wikipediaより引用)

という、もう非常に定義が曖昧って言っちゃってますね。つまりそういうことです。

つまりは

メタルかハードコアか、始まりは間違いなくメタルなんですが、実際よく聴いていたのはその中間です。DJを始める前も、始めてから(現在)も大好きでよく聴いています。DJ始めたての頃は分かんないなりにこの手のジャンルでもDJをしていました。

青森を代表するハードコアパーティこと「箱~YABAI HARDCORE PARTY~」の第一回に出演したときに一番最初にかけた曲もメタルコアでした。

他にもメタルコアだったりデスコアとかも・・・

デスコアとは

デスコア (Deathcore) は、エクストリーム・メタルのサブジャンルである。メタルコアとデスメタルが融合した形式である。

デスコアは、近代のデスメタルのスピード、重さ、半音階へのアプローチ、重たいミュートのリフや不協和音に大きな影響を受けている。伝統的なデスヴォイスや叫び声も共通のものである。デスコアは、メタルコアと同様のブレイクダウンによって定義付けられる。(Wikipediaより引用)

結局のところメタルコア。メタルとハードコアでした!

DJを始めてから

先ほども書いた通り、DJを始めてからもメタルコア等の音楽でDJをしていましたが、現在は主軸をMainstream HardcoreだったりHardstyle(主にRawstyle)に置いてプレイをしています。

このジャンルに出会った(プレイする)きっかけにYABAI85もあるんですが、本当に最初に知るきっかけだったのがDJ Myosuke feat.Daisuke - Awakeでした。

Daisukeさんがボーカルを務めるバンドSEVER BLACK PARANOIAはメタルコアのバンドで昔からよく聴いていたのですが、このコラボ曲で所謂「ガバ」という単語を初めて知りました。

また、最近のSBPはハードコア・テクノだったりハードスタイルの音楽性を積極的に取り入れていて、自分の今の音楽スタイルを語るうえで欠かせないバンドになっております。ちなみに、自分が主催する「HARDCORE GRAVEYARD」のフライヤーデザインはSBPのCDジャケットを手掛けるYusaku Katoさんです。

この曲が一番最初に知ったSBPの曲です(sever black paranoia時代)

当時Fear, and Loathing in Las Vegasの存在も大きく、流行っていた所謂ピコリーモといわれるバンドに埋もれてしまうのかなぁと勝手に思っていたのですが、このあたりからダークエレクトロを称するようになってどんどんと音楽性が尖っていったように思います。

そして、Yusaku Katoさんを知るきっかけにもなり、ガバやハードスタイルを取り入れ始めたアルバムをリリースして、本当に衝撃を受けました。以降、独特の世界観を音楽で表現し続けています。

ただのSBPオタクみたいになってしまいましたが、それだけ自分に影響を与えたバンドということです!HARDCORE GRAVEYARDのコンセプトもかなりSEVER BLACK PARANOIAに影響を受けております。

最後に

めっちゃ話ずれてしまって長文書くのが向いていないなって思いましたが、つまりはメタルかハードコアか。メタルコアです。という話でした。最近はSpotify等のストリーミングサービスもあるので、気になった方は聴いてみてください!

おわり

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