ミント水栽培の写真日記/夏休みの自由研究(更新中)
ミント水栽培写真日記0日目
本日2022年7月4日より、ミントの茎をウイスキーのビンに挿して水栽培を試みることにした。室内の北東に向いた窓の下枠で行っているため、朝の短い時間しか陽射しのない栽培環境である。
ミント水栽培写真日記1日目
昨日から初めたミントの水栽培。
茎に気泡のようなものが付いている(ガラスビン越しで見えにくいが)。 これはどうしてだろう。光合成で作られた酸素が茎に付いているのだろうか?
ミント水栽培写真日記5日目
茎の先の方に根が出てきた。
ミント水栽培写真日記7日目
根が伸びてきた。2日間でかなり根が成長したのがわかる。
ミント水栽培写真日記9日目
根が伸びてくると水の減りが早くなるようだ。水を吸い上げる能力が増すからだろうか。
しかし、根が成長しても、葉や茎はあまり成長しているようには見えない。なぜだろう?
ミント水栽培写真日記10日目
根が成長しても、葉や茎はさほど成長しているようには見えない。その理由を考えて「水だけでは成長を促す養分が足りないからではないか」と行き当たった。つまり、肥料をやればいいのではないかと思ったわけである。
さっそくホームセンターで液体肥料を買って与えてみた。そのため肥料の色で水が少しブルーになっている。
ただ、よく見てみると一番下の葉と茎の間に新しい葉が出ていた。肥料を与えた効果がこんなにすぐ出るわけはないので、肥料なしでも新しい葉が育ち始めていたことになる。
与えた肥料は「ハイポネックス」という商品で、チッソとリンサンとカリが6:10:5の割合で含まれているものだ。
肥料の原液を水で希釈して与えるのだが、花壇の場合や鉢植えの場合、植物の種類などによって目安となる希釈倍率が製品に表示されている。しかし、当然ながら水栽培については書いてない。
いずれにせよ、表示されている倍率によれば250倍から2,000倍で、かなり薄めて使うものであることは理解できる。そこで、肥料のやりすぎは良くないだろうという推測のもと、数滴程度の量で様子を見ることにした。
また、同じ水のままだと腐敗する恐れがあるため一週間に一度くらいは水と肥料を完全にすべて取り替えることにした。
ミント水栽培写真日記15日目
今までストレートだった根に多数の枝分かれが見られるようになった。これも根の成長のうちであろう。
また葉と茎の間に出た新しい葉も少し伸びてきた。
今までストレートだった根に多数の枝分かれが見られるようになった。これも根の成長のうちであろう。
また葉と茎の間に出た新しい葉も少し伸びてきた。
ミント水栽培写真日記17日目
問題発生。葉が黒ずんで枯れてきた。根の先にも黒っぽくなっている部分がある。
少し調べてみると、肥料のやりすぎでこういった状態になることがあるようだ。「肥料焼け」と言うらしい。本当にそうなのかはわからないが、他に原因が考えられない。
そこでとりあえず肥料を抜き、水だけの栽培に戻して様子を見ることにした。
問題はそれだけでなく、下の写真のように茎が立ち上がらず、横に寝てしまっていることもある。
上部の茎と葉が育ってきたため根より重く、バランスが悪いことなってしまったようだ。もっと根が伸びて増えれば下部が重くなり多少は改善するかもしれないが、なかなか難しそうである。
何か支柱を立てて、それに沿わせて茎を立たせる方法もあるかもしれないが、アサガオなどの蔓性植物ではないので、何か違うように思う。さてどうしようか?
ミント水栽培写真日記20日目
思い切って下部の葉を切り落として茎を水の中へ押し下げ、今までよりも水に浸かる茎の部分を長くしてみた。そうすれば下が重くなって立ち上がるだろうと考えたのだ。
しかし、そんな簡単に解決する問題ではなかった。茎が立ち上がらない理由は、単純に下より上が重いだけではなかったのだ。
茎が曲がりくねっているため、素直に上に向かって立ち上がるにはバランスが悪すぎる。さらに茎が細いため、立ち上がるだけの強度が茎にないようだ。
そこでしかたなく、写真のように支柱となる棒を挿し、ミントをそれに沿わせてみた。蔓性植物ではないミントの育て方としては間違っているような気もするが、自力で立ち上がってくれないのでしかたない。
ミントは本来真っ直ぐ上に伸びる性質の植物のように思うので、こうしておけばだんだん矯正されてゆくかもしれない。そう期待したい。
ミント水栽培写真日記23日目
順調に育っているようだ。
ただし、挿し込んだ棒の支えなしに立ち上がってくれないのはこれまで通り。
ミント水栽培写真日記25日目
昨晩、水栽培を行う容器をウイスキーの瓶から1Lのペットボトルに変えた。そのほうが撮影しやすそうなので。
また、肥料焼けも解消したように見えるので再び肥料を与え始めた。ただし前回の反省を踏まえて、ごく微量の肥料で様子をうかがう。
ミント水栽培写真日記27日目
下部から枝分かれした枝葉も成長し、茎と葉は全体的に順調に育っているように見える。
しかし、根は3週間ほど前からほとんど伸びたり枝分かれせず、成長していないように見える。水や養分を吸い上げる長さとして十分ということであろうか。
ミント水栽培写真日記32日目
よく育ち、生い茂るような感じになってきた。
根のほうはほとんど変化がなく、伸びているようには見えない。
ミント水栽培写真日記36日目
ミント水栽培写真日記37日目
生い茂ってきた。
ミント水栽培写真日記45日目
ミント水栽培写真日記49日目
今まで2本のミントを一緒に育成したきたが、1つを抜き取り1本だけの育成に変えた。成長して生い茂り重くなってしまったため、2本の育成は下の写真のように支柱を使っても、もはや立ち上げるのが難しくなってしまったためだ。
ミント水栽培写真日記53日目
根も少しずつ成長しているように見える。
ミント水栽培写真日記56日目
ミントが想定よりも上に伸びすぎてしまった。このままでは添え木にしている支柱の高さを越えてしまいそうだ。
そこで下の写真のように先端を切った。もちろん切った部分は酒に入れて飲む。
今後も適宜収穫を行い、ミント酒やミントティー、ミントアイスクリームなどにしていただきながら、育成を続け観察を続行する。
ミント水栽培写真日記60日目
ミント水栽培写真日記65日目
ミント水栽培写真日記68日目
何本かの茎をちぎって、葉を料理に使ったため前回よりもけっこう減っている。
ちなみにどんな料理に使ったかというと、豚肉炒めだ。ごく普通の味付けで豚肉を炒め、火を止めた直後にちぎったミントの葉を投入して軽く混ぜた。
今までに味わったことのない変わった風味の豚肉炒めになった。決してまずくはなかったが、もの凄く旨いというわけでもなかった。
ミントの爽やか感を堪能するには、炒めものよりも、もっとさっぱりした料理がいいように思った。
たとえば素麺の汁に薬味のようにミント葉をきざんで入れると清涼感が感じられるような気がするがどうだろうか。肉料理ならば、冷しゃぶのタレに入れるのもいいように想像する。どちらもやってみないと分からないけれども。
ミント水栽培写真日記74日目
ミント水栽培写真日記80日目
ミント水栽培写真日記96日目
秋になっても成長を続けて、ぐんと伸びている茎もある。
ただし夏のようにすべての葉が青々としているわけではなく、所々に枯れている葉が目につくようになった。枯れる葉と成長する枝葉の両方が見られる。
ミント水栽培写真日記110日目
茎を添わせて支えにつかっていた木の棒が腐って折れてしまったので、代わりにストローを使うことにした。
かなり多くの部分を刈り込んで食材に使ったため、枝葉が少なくなっている。
もう朝晩はすっかり寒くなってきている。そのためか成長は鈍っており、枯れる葉を散見されるが、生きているいことは間違いないようだ。伸びている枝葉もある。
気になる点としては根が夏季よりも若干黒ずんでいるように見えるとこだ。
ミント水栽培写真日記130日目
ミント水栽培写真日記138日目
11月も下旬に入ったが、枯れてゆく枝葉も伸びてゆく枝葉もあり、全体的にはまだ枯れる気配はない。根も少しずつではあるが伸び続けている。
ミント水栽培写真日記158日目
ミント水栽培写真日記207日目
2ヶ月近くに渡って放置してきたこのミント水栽培写真日記だが、いよいよミントが危ない状況になってきたので記録を残すために再開した。
葉がほとんど枯れて落ちてしまい、数えるばかりしか残っていない。
原因は気温の低下と思われる。夏から秋、秋から冬に向かうにつれ、だんだん勢いを失い葉の数も減らしてきたミントだが、3〜4日前から10年に一度と言われるきつい寒波が到来している。そのせいで枯れ落ちる葉の数が一段と増したように思う。
なんとか年を越すことはできたが冬を越えるのは無理なのだろうか。
ミント水栽培写真日記222日目
1月の末からさらに葉の枯れ具合が進行している。
一週間前に立春を迎え暖かい日も少しはあるが、総じてまだまだ寒い日が続いている。このミントが枯れていくのもそのせいかと思われる。状況は厳しい。
ミント水栽培写真日記252日目
春は来たがミントは枯れ続けている。
2本伸びていた茎のうち1本がほぼ枯れてしまい、焦げ茶色になったその姿を垂れ下がらせている。もうすぐに切れて落ちるだろう。
ただ下部に新しい葉が出てきているのが残された希望だろうか。
ミント水栽培写真日記273日目
めっきり暖かくなり、そのおかげか下部に新しく出ていた茎葉が育ってきた。
これから植物の生育が盛んになる季節なので、このままいけそうにも思ったが、大きな懸念材料を発見してしまった。下の写真である。
上部にあるすべての茎葉と、根をつなぐ重要な茎の1カ所が、焦げ茶色になり細く萎んでいる。こんな状態では根から上に水分など送るのに支障が生じるはずだ。
というよりも、もっと事態は深刻で、この部分で折れて枯れ落ちてしまうようにも思える。
さて、ここまで危険な状態にある焦げ茶色に細んだ茎が復活することはあるのだろうか?
ミント水栽培写真日記277日目
春になってミントはなんとか生育を続けている。しかし茎の肝心の付け根の部分(上の写真の中央少し下)が変色して細り、壊死しそうに見える。これではいずれその部分で折れて切れてしまうだろう。
そこで全体を下へ押し込み、壊死しそうな部分を水の中へ入れることにしてみた。つまり下の写真のとおりである。こうしておけば、その部分で切れたとしても、その辺りから根が出て生き続けることができるだろうと考えたからだ。上手くいくだろうか……
アップした写真が表示されなくなった。
容量オーバーか、枚数オーバーか、わからないがおそらくどちらかの理由だろう。
さてどうしたものか……