最近のあれこれ#11 選択にはエネルギーが要る


「選択すること」にはとてつもないエネルギーが必要で、また、選択肢の多さ・自由度の高さは、加えてセンスが問われるので、難しいな、と感じる。

ドレスコードに「ビジネスカジュアル」との記載があった。オフィスカジュアルでも、スーツでもなく「ビジネスカジュアル」。
ネットの海を回ったところ、以下のような区分けらしい、と理解した。

・ビジネスカジュアル
→スーツよりラフで、顧客先に訪問しても問題ない服装。ジャケットは必要そう。
カーディガンは△

・オフィスカジュアル
→スーツよりラフで、自社内で来客対応しても問題ない服装。

あえて「スーツ」と書いていないあたり、スーツは避けてほしそうに読める。
でもスーツの男性陣に混じるには同じようにジャケットを着るとか、黒系統を選ぶ方が悪目立ちはしない。
きっとドレスコードを書いた方はそんなに深く考えていないんだろうけど、こういう指定がある度に、この選択で合っているのかそわそわして、余計に疲れてしまう。

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いつまで経っても自社の集まりは苦手で消えたくなってしまうけど、だんだんと見知った顔が増え、立ち寄れるグループも増えてきた。
今年は新人研修にも参加してきた。講師といっても、塾のチューターのようなイメージ。会社の集まりも新人研修も、上長が必須事項を2〜3個事前に挙げてくれたので、それだけは確実に、という気持ちで乗り切った。
焦る時は自分で設定できるようにしよう。考えすぎるとパンクしちゃうから。
今年の新人も、人前での立ち回りは比較的上手で、羨ましいなと思う。少なくとも自分みたいに、目に見えて緊張はしていなさそう。
彼らが私の直属の後輩になる可能性があって、私はほぼ初めて、先輩として振る舞うことになる。
私はこれまでの、どの先輩のようになれるだろうか。
物静かだったけど、疑問点や改善点は親身になって一緒に考えてくれた先輩。
ポジティブで明るくて、マナーや言い回しなど、気になったことはすぐチャットでこそっと教えてくれた先輩。
いつも穏やかで、よく雑談を振ってくれたり、自社の集まりでは挨拶回りに連れていってくれる先輩。
顔を合わせたことは一度もなかったけど、入社直後の不安や悩みを聞いてくれて、定期的に「最近どう?」と連絡をくれた先輩。
こうやって書き出すと、いろんな先輩がいて、それぞれがそれぞれのやり方で、私を気にかけてくれたな、と思う。
自分が後輩に対して声をかけたところで…という気持ちになってしまうけど、とりあえずは自分にできる範囲で、気にかけることができればいいのかな。
なんだか少し考えすぎかも。
怒涛の日々で疲労感が半端ないので、明日はデジタルデトックスして、最近ハマっている編み物にでも没頭しようと思う。
今週も、お疲れ様でした。