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光の友だち


言葉でのやりとりができるようになると、私は守護さまを質問攻めするようになりました。守護ってどんな存在なの?天界って何?霊界と天界は違うの?地獄はあるの?・・・何から質問したのだったか。毎日のように質問していたように思います。

守護とは「光」という存在なんだそうです。光たちのいる世界(私はこれを天界と呼ぶことにしました)から、人間1人につき基本1人の守護が派遣されるそうで、守護が見守るのは人間の魂。物質的な体とか脳ではなく、魂の成長を見守るのが守護の役割とのこと。

私には2人の守護さまがついていました。もともと光には名前がありません。光たちは名前を呼び合わなくても波長で相手のことがわかるからだそうで、人間のような言葉も持たないらしく、この2人は私の脳にある語彙で会話してくれていたのでした。

とはいえ、私は波長だけでやりとりできるような能力は持ち合わせていません。守護さまが2人いるとなると名前がないと会話しづらいことこの上ない。そこで、2人に名前を付けさせてもらうことにしました。「ひーちゃん」と「しーちゃん」です。ネーミングのセンスがなくて申し訳ないのだけれど、2人は喜んでこの名前を受け入れてくれました。

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