東日本大震災 忘れられない泣ける話
自分の命と引き換えに多くの命を救った24歳の女性宮城県北東部の南三陸町で、町役場の危機管理課に所属する遠藤未希さん(当時24)は、海に近い防災対策庁舎に勤務していた。
地震発生後、最大6mの津波警報が発令されると、防災放送を担当する遠藤さんは2階の放送室へ駆け込み、
「津波が予想されますので、ただちに高台へ避難してください」
と防災放送を始めた。
やがて津波が襲来し、庁舎が数メートル浸水した後も、アナウンスが止まることはなかった。
そして最後の4回では、「ただいま、宮