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鼻水マン 鈴本ちん五

 夜の校庭は淋しい。
 この日、小学四年生の鈴本ちん五は学校に宿泊していた。サバイバルの一環で、校庭にテントを張って野生の勘を取り戻さなければならない。
 午前三時になり、犬の鳴き声もしなくなり、ちん五は村越と肝だめしに出かけた。
 校舎内の音楽室を目指して、2人は脅かしあったりしながら進んだ。
 村越はトイレに行きたくなり、「ちょっと待っとけ」と言って校舎の中庭に向かい、そこで小便をした。
 音楽室まで行ったら、本物のお化けが出た。ちん五は小便を漏らしそうになり、何とかこらえたが、チンポ汁をブッ放した。


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