政治批判より応援を。

政党支持率の世論調査が出た。
与党の支持率が、野党すべての支持率の合計より2倍近い。

これを見ると当分、政権交代はなさそうだ。
あれだけ、裏金問題とかで「国民は怒ってる」といったって、結局は怒っていない。

政治のレベルが低いのは、国民のレベルが低いからだ。

ところで、自民党を支持する人が30%近くいるが、この人たちは、政治倫理より、何かしら自民党に期待している人たちだ。もちろん、利権と言えば、印象は悪い。

しかし、特定の政党や、政治家を応援し、献金し、期待することは、本来の民主主義だし、悪いことではないと思う。

民主主義というのは応援合戦であり、よく多く応援してくれる人を集めた政党、政治家が勝つ。批判だけでは何も変わらない。

批判だけでは、たんに政治家が委縮するだけで、何もしなくなる。

あなたは、政治家に何か期待することはありますか?

「良い社会を作ってほしい」とか「経済を良くしてほしい」とか、抽象的なのはダメです。こんなのはすべての政治家が言ってることで、それでは政治家を区別できない。

例えば、「選択的夫婦別姓導入」みたいな具体的な政策です。

私がいちばん政治家に望むのは、「司法改革」と、「連帯保証人の禁止」です。この2つを実行してくれる政治家がいるなら、応援したいです。はっきり言って政治倫理とか、人格とかそんなのはどうでもいいです。
犯罪者でも構わない。実際、保守派の人たちはその傾向が強いです。
(いわゆる安倍支持派の人たちや、アメリカで言えばトランプ支持派)

保守派がそうするなら、リベラルだってそうすればいい。自分が支持する政治家を見つけて、その政治家のSNSに応援メッセージを書き込んだり、個人献金したりする。

もちろん、健全な批判は重要です。ただ、今の日本の人たちやマスコミ、評論家を見ていると、批判のための批判になっている気がする。単なる「うっぷんばらし」

本当に批判するなら「政権交代」が一番いい。

しかし、どうせ批判したって、次の選挙では与党が勝つんだから、批判はそこそこにして応援したらどうだろうか。それの方がよほど日本はよくなると思う。



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