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そこに愛はあるんか?

今日は「そこに愛はあるんか?」というお話をしたいと思います。

皆さんはよく、「ありのままに自分らしく生きなさい。」とか、「自分を犠牲にする前にまず自分を愛しなさい。」というアドバイスを受けたことありますか?

これって難しいですよね。
だって、言い換えると、ありのままはわがままだし、自分を愛するはナルシストと言いかえられるからです。

こんな人が自分の身近にいたら、正直ゲンナリしちゃいます。
やっぱり、周りを気にしながら自己犠牲をする人の方が好かれるし、得をしますよね。

ではなぜ、ここにきてそう言われだしたのかと言うと、きっと人のレベルが上がってきたからではないでしょうか。
レベルとは、人が本来持っている愛と調和の精神です。

大昔はとても狭い範囲、家族や部族を愛し、それ以外は全て敵という認識でしたが、知恵と共感力が増してきて、もっと広い視野で物事を予測することができるようになりました。

つまりレベルアップしたんです。
もちろん、個人個人で違いますけど、全体的には上がってきているようです。

日本の有名なサッカー選手が、貧しい国にサッカーを教えに行った時、その国の子供たちは、列に並んで順番を待つことをしないで、周りの子を押しのけて前に出ようとしたので、一時は収拾がつかない状態になってしまったそうです。

そのサッカー選手は、貧しい国の子供たちはまず教育が受けられる環境が必要で、それを作ってあげたいと思ったそうです。

日本だって貧しい時代がありましたし、私の子供の頃は、公衆トイレや電車の割り込みは普通にありました。

それで、みんなのためのルールができたりするんですけど、結局その人の愛と調和のレベルが高くないと守れないんでしょうね。

自然と人のために行動し、それが喜びとなっているのが、ありのままの自分を愛せる人であり、わがままなナルシストは、本当の他者奉仕はできません。

でももし、私はどっちかしらと思ったら、自分にこう問いかけたいです。
「そこに愛はあるんか?」
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(音声配信アプリstand.fm「朗読&トーク たまdiary」)https://stand.fm/channels/5f85c72237dc4cc7e19bf21b

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