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インデックス投資・米国株・S&P500関係

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プロの投資目線ではない普通の人が出来るインデックス投資を中心に投資に関しての見解等について
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#米国株投資

若い世代へ『投資のすゝめ』

若い世代の投資の現状 投資を始める人は以前より増えている反面、投資と賭博を同列に考える人も少なからずいらっしゃります。 日本の個人投資家数はJSDAの資料(個人株主の動向について、15P)によると1407万人(2021年9月資料)です。 そしてその資料にある各年齢での株の保有割合はこの様になっています。 全ての年代で多いとは言えませんが20歳から40歳で20人に1人ちょいぐらいしか個人投資家はいないのです。しかも40歳という若者とは言えない年代まで加えてもこの数字であ

お金の無い人にも投資を勧める理由 (お釈迦さまはお金の本質を説いておられた)

今までもインデックス投資(主にS&P500連動の)について書いてきましたが、万人に投資を勧める話をするのは理由があります。 1・老後資金作り これまでも、老後の資金作りのためにと言う観点の文章を書いています。 これは言うまでもなく老後のお金は必要だからです。 2・お釈迦さまが説かれていたこと さて、お釈迦さまが教えを説かれていたころの話です。 お釈迦さまは、托鉢に向かうお弟子さんたちに、 「お金持ちの家ではなく、できるだけ貧しい人たちの家を回り、托鉢をしてきなさ

トヨタとテスラで時価総額を考える。

ビットコイン投資をしている方(私も)にとってイーロン・マスク率いるテスラは電気自動車の会社以外にビットコインを大量保有している会社のイメージもあると思います。(出典CoinGeckot、テスラ社HP、Wikipedia) ここで考えたいのが会社の売り上げ高と従業員数で会社の規模を考える人が多いのですが、そこで時価総額とは何かを改めて考えてみます。 ①日本の自動車産業まず国別の生産台数を見て行きましょう。👇(出典グローバルノート) 日本の生産台数は世界一じゃないんですよ、

投資を素人がするという事 続編

例えばですが、50代以降からの投資を始める人はあまり動かさずリスクの少ないものを選択をした方がいいのではないでしょうか? まず、資産の目減りを抑えプラスに転じるところから、必要な資金を作るぐらいまでが目標です。 ただ円貨のままの預貯金もリスクはあります。なんせ増えませんから、、 そこでS&P500を指標とする米国インデックスファンドの長期投資がその答えの一つです。 この結論を再確認しながら見てみましょう。 1・バリュー投資は投資らしい投資、でも素人の投資ではない。

投資を素人がするという事

これまで謙遜でもなく何度も何度も私は投資の素人であることを書いています。素人の私の出来る事は投資をする目的と目標を明確にし手堅く長期で行うことです。 それはこのnoteを始めた目的でもある当方の事業である身元保証を必要とする方とそれを取り次いでいただく方への資金の作り方の情報提供でもあるからです。 素人の投資では求めるお金はその使途が決まっている範囲のものであり、運用はリスクの高低を理解しながら行います。儲かりそうなものに飛びつく事はしません。 要はプロの様にチャートを

『インデックス投資は勝者のゲーム』のまとめ(16章~おわり)

第16章 インデックスファンドが市場に勝つことを保証する  新しいパラダイム インデックス投資信託ができて以来、素晴らしい成功と、信じられないほどの商業的な成功を収めてきました。 その最大の強みは、広範な株式市場、債券市場に連動することです。そしてその成功は競争を生みそれが経費率低減をもたらしました。 新種のスマートベータETFは、インデックス運用の新しい波で「スマートベータ」とは、従来のインデックスの様に市場の動きに連動するだけでなく、他の要因も利用して利益を獲得し

インデックスファンドの利回りとリスクを考えた適切な資産配分は? 年金運用の真似?

インデックスファンドは結局どうなん?比較的低リスクで投資ができるインデックスファンド。 確かに、市場平均の値動きに連動することを目指すインデックスファンドの運用はリスクを抑えた投資を求める人には魅力あるものです。 ただ利回りは考えないといけません。短期的にみるともちろん元本割れのリスクもあります。 この疑問を考えてみましょう。 ※出典 価格ドットコム ※出典:「myINDEX わたしのインデックス」 ⬆️ここで検索したり並べ替えたりしてみてください。 結局は資産

インデックスファンドの為替リスク

たとえば人気のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はドル資産です。 まず eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) はドル資産です。ただ買う人は日本円で買うわけですので円換算して表示されています。 ですからもともとドル資産なので、 ファンドを買うとき 円高になると買うときは少ない円でたくさんドル建て資産が買えます。 円安では買うときはたくさん円を出さないとドル建て資産は買えません。 ファンドを売るとき 買った時より円高になると売るときはドル建