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インデックス投資・米国株・S&P500関係

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プロの投資目線ではない普通の人が出来るインデックス投資を中心に投資に関しての見解等について
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#インデックス投資

若い世代へ『投資のすゝめ』

若い世代の投資の現状 投資を始める人は以前より増えている反面、投資と賭博を同列に考える人も少なからずいらっしゃります。 日本の個人投資家数はJSDAの資料(個人株主の動向について、15P)によると1407万人(2021年9月資料)です。 そしてその資料にある各年齢での株の保有割合はこの様になっています。 全ての年代で多いとは言えませんが20歳から40歳で20人に1人ちょいぐらいしか個人投資家はいないのです。しかも40歳という若者とは言えない年代まで加えてもこの数字であ

インデックス投資でのNG

そもそもインデックス投資 (「インデックス(市場の動きを示す指数)」と同じ値動きをすることを目指して運用する投資)は がその特徴です。この原則から考えましょう。この原則に反するものがNGです。 短期の売り買い 株でも投資信託でも売り買いするとその都度に手数料がかかります。もちろんその分リターンが下がる事は言うまでもありません。何のために手数料の低さを求めたのでしょう? ちょこちょこ売り買いすることは証券会社に献金するようなものです。短期売買はインデックス投資にはそもそ

お金の無い人にも投資を勧める理由 (お釈迦さまはお金の本質を説いておられた)

今までもインデックス投資(主にS&P500連動の)について書いてきましたが、万人に投資を勧める話をするのは理由があります。 1・老後資金作り これまでも、老後の資金作りのためにと言う観点の文章を書いています。 これは言うまでもなく老後のお金は必要だからです。 2・お釈迦さまが説かれていたこと さて、お釈迦さまが教えを説かれていたころの話です。 お釈迦さまは、托鉢に向かうお弟子さんたちに、 「お金持ちの家ではなく、できるだけ貧しい人たちの家を回り、托鉢をしてきなさ

プロの運用にインデックス投資は勝てます。

インデックス投資と言ったときは、指数を表しています。 例えばアメリカ株では、NYダウ、S&P500、NASDAQ総合指数などが指数です。 日本でいうと、日経平均やTOPIXがインデックスですね。 こうした株価指数(インデックス)と同じ値動きを目指して運用することを、インデックス投資といいます。 インデックス投資は、株式等の指数に基づいて運用します。 つみたてNISAやiDedo(個人型確定拠出年金)などでも、運用商品としてインデックス型の投資信託が人気となっています

投資を素人がするという事 続編

例えばですが、50代以降からの投資を始める人はあまり動かさずリスクの少ないものを選択をした方がいいのではないでしょうか? まず、資産の目減りを抑えプラスに転じるところから、必要な資金を作るぐらいまでが目標です。 ただ円貨のままの預貯金もリスクはあります。なんせ増えませんから、、 そこでS&P500を指標とする米国インデックスファンドの長期投資がその答えの一つです。 この結論を再確認しながら見てみましょう。 1・バリュー投資は投資らしい投資、でも素人の投資ではない。

投資を素人がするという事

これまで謙遜でもなく何度も何度も私は投資の素人であることを書いています。素人の私の出来る事は投資をする目的と目標を明確にし手堅く長期で行うことです。 それはこのnoteを始めた目的でもある当方の事業である身元保証を必要とする方とそれを取り次いでいただく方への資金の作り方の情報提供でもあるからです。 素人の投資では求めるお金はその使途が決まっている範囲のものであり、運用はリスクの高低を理解しながら行います。儲かりそうなものに飛びつく事はしません。 要はプロの様にチャートを

『インデックス投資は勝者のゲーム』のまとめ(前半10章まで)

感想 この本の帯の裏に三大投資家の一人ウォーレン・バフェットの との評で、世界最大規模の資産運用会社で、世界初のインデックス型投資信託(インデックスファンド)を個人投資家に提供した会社バンガードの創業者である著者のジョン・C・ボーグルを讃えています。 (※出典 インベスターズキャンプ  Wikipedia バンガード社HP) また帯の正面に 市場全体のポートフィリオを有するファンドを取得し、永遠に持ち続けること とどんと書いてありこの本の結論が簡潔に言い表されてい

『インデックス投資は勝者のゲーム』のまとめ(16章~おわり)

第16章 インデックスファンドが市場に勝つことを保証する  新しいパラダイム インデックス投資信託ができて以来、素晴らしい成功と、信じられないほどの商業的な成功を収めてきました。 その最大の強みは、広範な株式市場、債券市場に連動することです。そしてその成功は競争を生みそれが経費率低減をもたらしました。 新種のスマートベータETFは、インデックス運用の新しい波で「スマートベータ」とは、従来のインデックスの様に市場の動きに連動するだけでなく、他の要因も利用して利益を獲得し