お父さんがいなくなったわが家
旦那さんが入院してから2週間と少し。
お父さんがいなくなってから、わが家は特に何も変わっていない。むしろ、なんだか賑やかになった。
もともと、旦那さんはあまり家に居なかったし、存在感薄かったから、私も子ども達も、お父さんがいないことには慣れていた。
私が土日、ファミレスでフルタイムで仕事しているので、週末はじーじばーばのおうちにお泊まりして過ごしていた。
私は、ここでも以前書いていた通り、旦那さんのことがキライになっていたし、ふたりだけで家で過ごす時間をできるだけ避けていた。
旦那さんとふたりだけで過ごす時間が苦痛だった。
だから、週末離れて生活することで、なんとかストレスを軽減して、また新しい1週間を頑張ろうと思えていたし、離婚せずに今までやってこれてたんだと思う。
そんなキライな旦那さんが入院することになって、ある意味、私はストレスから解放されている。
旦那さんとふたりだけで家で過ごす。
その時間が今はもうない。
ひとりで過ごすか、子どもたちと過ごすか、そこにじーじばーばが居てくれる時も増えた。
子どもたち。お姉ちゃんと弟くん。
ふたりだけで留守番しないといけない時もこれからでてくる。
私は、土日のお仕事とは別に、平日よる21時~24時過ぎまで、近くの工場で仕事をしているので、
頻繁には行ってないけど、月に5~6回くらいは、子供たちだけで眠らないといけない。
子供たちは、基本的に仲がいいし、ふたりだけで過ごす時間が増えてきたことによって、さらに密度が濃くなって、ふたりですごく盛り上がってる感じ。
「お母さんが帰ってくるまで夜更かししようぜー!」みたいなノリが生まれてるみたいで、ちょっとそこが心配。
存在感薄いながらも、今までお父さんがいてくれて助かることはあったのです。
やっぱりいないと困る。
ひとりでは子育てできません。
私はすぐ近くに自分の両親がいてくれてるので、何かあればすぐに頼れるし、恵まれてます。
だから、お陰様で、今のところ大丈夫。
でもやっぱり、いきなり家族がひとり欠けてしまって、帰ってこれるのかもわからない、ずっと3人で生活していかなきゃいけないのかなと考え出すと、不安は消えません。
なんか、以前よりも増して目の下のクマが気になり出してきました。笑
今日は面会の日です。
今日持っていくものは、ワイヤレスイヤホンと、新しい枕と枕カバー。
枕を新調してあげて、枕カバーも、触り心地よくて、キレイな色のやつを選んであげて、少しでも気持ちよく眠ってくれたらいいなと思って。
ついでに私達も、新しい枕カバーを買ったので、ちょっとウキウキな気持ちで眠りにつきました。
でも、なんか夜中に目が覚めてしまって、今これを書いている次第です。
旦那さんのことは、もうそんなに好きじゃない。ぜんぜん愛してるとかじゃない。
だけど家族になった以上は、やっぱり大切な存在なんだってことを痛いほどに思い知らされました。
全然好きじゃないけど、でも、旦那さんにとって、今頼れるのは私しかいないんよな。
私しか、面会に行ける人がいない。
私が面会に行かなかったら、あの人はどうなるんやろう…。
きっと、この週に2回の面会も、憂鬱なものになってゆくのかもしれません。
うん。確かにな。めんどくさいよな。
いやいや、あかんあかん。
面会に行かなくなったら、もう終わりやと思う。 本当に家族が終わってしまう。
行きますよ。今日も病院へ。
旦那さんが少しでも、よくなってればいいなと願いながら、今日も行きます病院へ。