実家でととのわない。
帰省している。
実家に帰ると調子が悪くなる。
とんちの利いた逆説ではない。
文字通り、実家に帰ると調子が悪くなる。
フツウ、実家は「ととのう」場所ではないのか？
フツウ、実家は「ととのう」はずの場所だ。
様々な事情でそうじゃないケースもあろうが、ステレオタイプの実家は「ととのう」もしくは「落ち着く」となっている。
僕は実家に帰ると、
①車に酔いやすい
②腹を壊しやすい
③頭痛がする
ややこしい体質だ。
心は穏やかだが、体が環境の変化についていっていない。
それぞれ理由ははっきりしている。
①は、カーブの多い山道を走るから。
曲がりくねった道の先に 住宅地はある。
年末のお墓参りも、往復1時間以上曲がりくねった山道を走る。
自分で運転してても酔う。ややこしい体質だ。
②は、旅先で腹を壊すというのに似ている。
実際、旅先でも腹を壊す。
僕の場合、気が大きくなって暴飲暴食に走るからだ。
③は、寒いから。
実家は寒い。
あったかい地域から寒い地域に入り、
自律神経がすぐに順応しない。血管が収縮しっぱなしだ。
それに輪をかけて①が混ざってくるから、僕は実家に着いて数時間は首を傾げている。マラソンの谷口浩美さんぐらい傾げている。
三日経ってようやく順応してきたところで、今日自宅に戻る。
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