知の呪縛
こんにちは。中津企画室ライターのとまとです。
さて、今日は「チーム作り」について中津さんのお話をご紹介したいと思います。
チーム、と一言で言ってもスポーツだったり仕事をする上での集団だったり様々だと思いますが、ほとんどの人が何らかのチームに所属したことがあるのではないでしょうか?
かくいう私も今まで部活や仕事でいろいろなチームに所属してきました。
さてこのチーム、所属していると、なんか居心地悪いなぁとか、緊張するなぁとか、はたまためちゃくちゃプライベートなことまで相談できちゃうようないろんな関係生ができあがるわけですね。これってなぜなんでしょう?
良いチームとそうでないチームの差って何なの?
チームを作る時に大切なことって何なの?
今日はそんな「チーム作り」についてのお話です。
今週の中津企画室レポートいきます!
今回のテーマは【知の呪縛】!
それではどうぞ!
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さて、今日は、“中津が考えるチーム作りの上で大切にしたいこと”
をお話したいと思います。
▼初めてに優しい
初めて加入した人にとって、中々一歩踏み出せない理由の一つに、「分からないことが分からない」があると思います。
予想される不安はある意味半分ほど解決できていて、一番の不安は予想できないことです。
僕が新人の時、身近な先輩にはよく
「何でもアレコレ聞かずに見て学べ」
が多かったです。
これが結構しんどくて、何なら教えてくれたら2秒で次にいけるのに考える時間がもったいない…と思うことも多くありました。
真っ暗な中で歩いているような気分です。
多分今も同じチームで一緒に頑張ってくれている先輩に教えて貰わなければサッパリでした。
「見て学べ」はコーチング的な発想で、これらはある程度基礎知識がついてから自分で考えて行動する人間にする上では有効だと学問的にも証明はされていますが、何も知らない内は逆に「何もできなくなる」状態に陥ります。
僕は、新しく加入した人にこのような気持ちになって欲しくなくて、まずは「不安」を取り除くことをやるのが既存メンバーとリーダーの役目だと考えています。
既存のメンバーの働きかけで解消できることについては徹底したいと思います。
▼じゃあ、どうするの?
『知の呪縛』という言葉がありますが、この意味は簡単に言うと、「既に知っている人は、まだ知らない人の心の状態が分からない」です。
アメフトをやったことのある人は、アメフトを知らない人が「全速力で頭から相手の体に突っ込む時の恐怖心」を分かることができません。
教育全般に言えることですが、相手の不安を分かる上で、
“自分の当たり前は相手の当たり前とは限らない”
という目線でいることは大切です。
知らない、分からないという感情は「不安」に繋がり、
「不安」は行動の「ブレーキ」に繋がります。
行動の「ブレーキ」は、全体の戦力ダウンです。
つまり、知らないことや分からない事なんてものは全然戦力ダウンなんかではなく、それよりも遥かに「そんなことも知らないの?できないの?」の持つ空気感の方が癌です。
これらは徹底的に潰す必要があります。
「こんな事言うとどう思われるかな?」
「こんな事聞くとバカにされないかな?」
という不安をゼロにするところからまずは始めたいと思います。
コーチング(伸ばす)ためにはティーチング(教える)が必須です。
こんなとこにニューフェイス達は緊張感を割く必要ありません。
そんな職場に毎日行きたくないし、ビクビクした教師の言うことなんて誰も信じません。
何より、僕自身がされて嫌だったので、絶対に「自分がそう育てられたからお前もな」的な先輩にはなりたくないので。
このような無意味な連鎖はとっとと断ちましょう。
明日も頑張りましょう。
以上でーす!
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<とまとのつぶやき>
現在、私とまとは中津さんと同じチームに所属しています。
中津さんに初めて会ったのは1年前。最初はその風貌にちょっとびびりましたが、人見知りの私も結構すぐに自分のことを話せるようになったのを覚えています。
「こんなこと言ったら変に思われないかな」とか、「こんなことも知らないなんてと思われたらどうしよう」とか、そんな不安を抱かせているようじゃダメなんですね。
まずは不安をゼロにするところから始める、それが良いチームづくりの第一歩!
以上です!
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