AtsushiNakata

兵庫県、淡路島在住の写真家。 「闇こそ美しい」をテーマに、闇は光を映すスポットライトと…

AtsushiNakata

兵庫県、淡路島在住の写真家。 「闇こそ美しい」をテーマに、闇は光を映すスポットライトと位置付けて作品を作ります。

最近の記事

閃き

まだ開けぬ闇の底にひとつ、希望の象徴かのように揺れる赤い球の灯火 闇は陰、光は閃 その閃こそが希望 僕がパリで成し遂げたいことの一つに、パリの誰かから僕に写真を撮ってもらいたいと言ってもらうこと。 それから、僕が展示した写真のように撮ってもらいたい、と言ってもらうこと。 その先には、世界のあらゆる場所に請われて写真家として撮影に行くこと。そうなることこそ、僕が閃を放つということなんです。 それが僕が世界のアートにパリで触れて、ステージを広げた結果なしとげたいことなん

    • 日本の美、雅な色名

      《日本の美、雅な色名》 この写真に含まれる色を日本古来の色名で言い表すと概ねこのような表現になります。 櫨染(はじぞめ)、漆黒(しっこく)、胡粉(ごふん)、藍色(あいいろ)、紅色(べにいろ)、市松模様(いちまつもよう)、珊瑚色(さんごいろ)、鼠色(ねずみいろ) このうちどれだけを一般的な現代の言葉に言い換えられますか? 櫨染→茶色、漆黒→黒、胡粉→白、藍色→青、紅色→赤、市松模様→チェック柄、珊瑚色→肌色、鼠色→グレー 言い換えなくても一般的に通じる言葉も多いと思いま

      • パリ、ルーブルで世界のアートに触れたい

        初の写真展、陰翳礼讃展は2月16日〜18日の三日間の日程で開催されました。ちょうどその頃、パリに出展しませんか?との打診を陰翳礼讃の共同主催者のRikaTanakaさんからお話をいただきました。とても興味深くて、すぐ「行きたい」と思いました。 パリに行くに当たっては相当な費用が必要になります。その際に各方面に想いを伝えようと思い、キャッチコピーを考えました。もともと、上記陰翳礼讃展は淡路島の美しい風景、懐かしい場所を写真として残したいことから始まりました。これは、もっと広い