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#12 #GWドラ2021 所感 (パ・リーグ編)

こんにちは。マン太ぽこです。

前回の記事では先週実施された仮想ドラフト『#GWドラ2021』のセ・リーグ指名選手について纏めましたが、今回はその続きでパ・リーグの指名について述べていきます。

北海道日本ハムファイターズ 指名

1位 水野達稀 (内野手 JR四国)
2位 徳山壮磨 (投手 早稲田大学)
3位 石森大誠 (投手 火の国サラマンダーズ)
4位 朝山広憲 (投手 ホンダ)
5位 山本ダンテ武蔵 (外野手 國學院大學)
6位 峯本匠 (内野手 JFE東日本)
7位 前田銀治 (外野手 三島南高校)
8位 森圭名 (投手 青山学院大学)
9位 楢嵜塁 (投手 徳島インディゴソックス)
10位 田中楓基 (投手 旭川実業高校)
育1位 下山泰輝 (投手 西日本工業大学)
育2位 中田達也 (外野手 星稜高校)
育3位 渡邉大和 (内野手 高野山高校)
育4位 吉村樹 (投手 堺シュライクス)


日本ハム陣営さんは支配下の指名枠10人を使い切った上、指名選手の殆どが名の通った候補であります。他にも手薄な二遊間を1位で指名するなど日本ハムを再建させるという意思を感じた指名と感じました。

5位指名の山本ダンテ武蔵外野手は大阪桐蔭高校時代から大舞台での経験が豊富で、國學院大學進学後も体重を10kg以上増やすなど持ち前のパワーに磨きをかけ今年に入って打撃が開花した選手です。ただ、卒業後社会人野球でのプレーを希望しているとの情報も。進路が注目されます。

〈参考資料〉


オリックス・バファローズ 指名

1位 風間球打 (投手 ノースアジア大学明桜高校)
2位 野口智哉 (内野手 関西大学)
3位 長谷川稜佑 (投手 青森大学)
4位 松浦慶斗 (投手 大阪桐蔭高校)
5位 高木翔斗 (捕手 県岐阜商業高校)
6位 嘉陽宗一郎 (投手 トヨタ自動車)
7位 岡田悠希 (外野手 法政大学)
8位 鈴木大貴 (投手 TDK)
育1位 米山航平 (外野手 市立尼崎高校)
育2位 樫本旺亮 (投手淡路三原高校)
育3位 丸山和郁 (外野手 明治大学)
育4位 速水隆成 (捕手 群馬ダイヤモンドペガサス)
育5位 園部佳太 (内野手 福島ホープス)
育6位 渡邉一生 (投手 BBCスカイホークス)


オリックス陣営さんは高校大学社会人そして独立リーグを満遍なくバランスに富んだ指名となりました。関西に縁のある『地元枠』が多いのもポイントでしょう。

8位指名の鈴木大貴投手はモーションの早い独特なフォームから、ストレートは常時150km前後、スライダーやチェンジアップも130km程出す速球派投手。制球に不安があるように見えるが、そこが決まれば手が付けられない投手となるでしょう。

〈参考資料〉


埼玉西武ライオンズ 指名

1位 石田隼都 (投手 東海大学相模高校)
2位 森翔平 (投手 三菱重工west)
3位 八木玲於 (投手 ホンダ鈴鹿)
4位 川村啓真 (外野手 國學院大學)
5位 坂巻拳 (投手 三菱自動車岡崎)
6位 金子莉久 (外野手 JR東日本)
7位 関戸康介 (投手 大阪桐蔭高校)
8位 新田旬希 (内野手 駒澤大学)
9位 松下歩叶 (内野手 桐蔭学園高校)
10位 翁田大勢 (投手 関西国際大学)
育1位 太田虎次郎 (投手 明豊高校)
育2位 小畠一心 (投手 智辯学園高校)
育3位 荒木友斗 (捕手 新潟アルビレックス)

西武陣営さんは上位指名で即戦力を下位指名以降で名の通った高校生を中心に指名してきました。指名漏れを経験した候補を臆すること無く指名したのもポイントが高いでしょう。

10位指名の翁田(おうた)大勢投手は181cmに対して90kg超の立派な体格から140後半〜150強のストレートを投げ込む本格派。フォームを見る限りまだ発展途上にありプロの指導でどこまで化けるかが楽しみです。

〈参考資料〉


千葉ロッテマリーンズ 指名

1位 椋木蓮 (投手 東北福祉大学)
2位 古賀悠斗 (捕手 立教大学)
3位 大塚瑠晏 (内野手 東海大学相模高校)
4位 三浦銀二 (投手 法政大学)
5位 三浦瑞樹 (投手 東北福祉大学)
6位 山城響 (内野手 富士大学)
7位 高須大雅 (投手 静岡高校)
8位 村山亮介 (捕手 幕張総合高校)
育1位 佐藤雄飛 (投手 新潟アルビレックス)
育2位 川端健斗 (投手 立教大学)
育3位 大橋武尊 (外野手 茨城アストロプラネッツ)
育4位 冨水大和 (投手 徳島インディゴソックス)
育5位 池田瞳夢 (捕手 茨城アストロプラネッツ)
育6位 渡邊潤 (投手 富山サンダーバーズ)
育7位 高橋康二 (投手 福井ワイルドラプターズ)


ロッテ陣営さんは今回最多となる15人を指名。2位指名の方針をDeNA陣営の方に確認する奇行があったらしいが、それでも特に独立リーグの選手をよく見てきたのだなと感じる指名でした。

特に指名出来て美味しいだろうなと感じたのが8位指名の村山亮介捕手。185cmに対して107kgながら太っているとは感じない体格から、軽く振ってもスタンドインする長打力が武器のスラッガーです。まだスイングの精度やスローイングなど荒削りな部分が多いので、夏の大会以降の成長に期待しましょう。

〈参考資料〉


福岡ソフトバンクホークス 指名

1位 佐藤隼輔 (投手 筑波大学)
2位 中山誠吾 (内野手 白鴎大学)
3位 畔柳亨丞 (投手 中京大学中京高校)
4位 瀬千皓 (外野手 天理高校)
5位 木村翔大 (内野手 東洋大学)
6位 毛利海大 (投手 福岡大学大濠高校)
育1位 松田康甫 (捕手 茨城アストロプラネッツ)
育2位 斉藤汰直 (投手 武庫荘総合高校)
育3位 若松聖覇 (外野手 栃木ゴールデンブレーブス)
育4位 新山進也 (内野手 栃木ゴールデンブレーブス)
育5位 佐々木駿 (投手 信濃グランセローズ)
育6位 松本陽雅 (内野手 火の国サラマンダーズ)


ソフトバンク陣営さんは5球団競合の末『超目玉』佐藤隼輔投手の交渉権を獲得。その後も何処かソフトバンクらしい指名を続けていきました。

5位指名の木村翔大内野手はプロの中では希少価値となる右打ちの遊撃手。派手さは無いが堅実な攻守で、内野の手薄なチームなら即戦力となるでしょう。

〈参考資料〉


東北楽天ゴールデンイーグルス 指名

1位 小園健太 (投手 市立和歌山高校)
2位 隅田知一郎 (投手 西日本工業大学)
3位 徳丸天晴 (内野手 智弁和歌山高校)
4位 中川智裕 (内野手 セガサミー)
5位 花田侑樹 (投手 広島新庄高校)
6位 岩本久重 (捕手 早稲田大学)
7位 浜岡陸 (内野手 花咲徳栄高校)
8位 伊藤稜 (投手 中京大学)
9位 新川俊介 (外野手 具志川商業高校)
10位 宮下朝陽 (内野手 北海高校)
育1位 山本大揮 (投手 九州国際大学付属高校)
育2位 笹原操希 (外野手 上田西高校)


楽天陣営さんの指名ですが、『1位小園健太2位隅田知一郎』この並びだけでも100点満点中90点は取れると言いたいです。3位以降もドラフト有識者好みの良い指名でした。

6位指名の岩本久重捕手は大阪桐蔭高校時代こそ福井章吾捕手(慶應大学)の影に隠れていたものの、大学では正捕手の座を獲得。高校時代から高く評価されていた打撃センスと正確な二塁送球を武器にまずは大学No.2捕手の座に浮上したい所でしょう。

〈参考資料〉


まとめ

という訳で、全12球団の指名を振り返りました。全体的な感想としては、今年のドラフト候補について投手は豊作だけど野手は不作いや凶作なのではないのかな?と正直感じました。

阪神タイガースの指名方針としては
1位 投手
2位 投手
3位 投手
4位 残った野手(出来れば川村友斗、吉野創士)

5位以降はおまかせ
で良いのかなと私は思います。私はですよ。笑

とは言えまだドラフトまでは5ヶ月ほどありますので、現状のプロスカウトからの評価が逆転することも当然あります。各球団どのような指名になるのかは未知数ですが、楽しみに候補の活躍をファンとして見守っていきましょう。

今日はここまで。

マン太ぽこ

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