レッスンを継続すると良い2つの理由
鉄は熱いうちに打て
そんな言葉もあるようにレッスンはある程度、間が空き過ぎない感覚で受けた方が良いと考えています。
もちろん忙しくて練習出来なかった…そんな時もあります。
学業、お仕事で忙しい中で音楽と真剣に向き合ってる方には本当に頭が下がります。
練習出来なかったからレッスン今受けてもなあ……
でも実は練習出来なかったそんな時こそチャンスだと思っています。
僕が考える
「レッスンを定期的に受けた方が良い2つの理由」
について今回はお話ししてみようかと思います。
〜1、感覚は薄れていくもの〜
楽器を演奏するには身体を使うわけなので、どうしても練習は必要になってきます。
加えて言えば筋力は使わなければ衰えてしまいます。
管楽器であれば口周り、指など必要な箇所は鍛える必要があります。
鍛えると行ってもちょっとずつ
「パフォーマンスが維持できる時間を増やしていく」
と言う感じでいいと思います。
忙しい皆さんだからこそ練習出来なくても、講師を信じて練習だと思ってレッスンを受けてください。
いま必要なのが肉体面か精神面か、その辺りもしっかり考えてレッスンしている講師がほとんどだと思います。
…たぶん…。
講師は「忙しい中でレッスンに通ってくださる生徒さんをリスペクトし親身になること」も大切。
ここは信頼関係ですね。
通いたいと直感で感じているのなら信用して大丈夫だと思います!
〜2、練習出来なかったそんな時こそ新たな可能性を見つける大チャンス!〜
練習時とレッスンを受けている時では精神状態が大きく違っています。
練習では上手くいくのにレッスンの時に上手くいかない…
そんな経験をされている方が大多数では無いでしょうか?
原因は「緊張」によるものが大きいかと思います。
レッスン時の【見られる緊張】とは別に【練習した成果を見せたい緊張】を同時に感じることで『集中できない状態』になってしまっています。
これはかなり非日常的で異常な精神状態かと思います。
練習出来なくて不安を感じるなら、尚更にそうなることでしょう…。
ただ、精神面とは関係なく良い意味で身体は
「これまでの感覚を少しだけ忘れてしまっている」のです。
反復する練習は個人的には有効だと思っています。
もちろん練習の仕方が良くないと腱鞘炎や精神的ストレスにも繋がるので注意が必要です。
反復する中で無意識のうちに力むようになってしまっている事にはなかなか気づけません。
力む癖がリセットされているその時が新しい何かを掴む大チャンス!!
〜経験談として〜
僕も大学時代、やる気が出ず夏休みサボり倒したら先生から「夏休み頑張ったな」と言っていただき
恥ずかしながら全力で「ありがとうございます!」と応えた記憶があります。…笑
何故かなとそのあと考えたのですが
「余計な力が抜けたのかな…」となんとなく自己解決。
大学に通いながら18歳で始めたレッスン業。
練習出来てないんですと申し訳無さそうに話す生徒さんの音を聴いて思うことは
「音良くなってる!!」
それを伝えても全然生徒さんは信じてくれないのですが……笑
その力が抜けた状態であればレッスンもまた違った角度でアプローチすることが出来ます。
お忙しいのは重々承知しているので練習出来なくても何も気にする必要はありません。
不安だったりやるせない気持ちもよく分かります。
でもそんな時こそチャンスなんだと皆さんには知っていて欲しいなと思っています。
大切なのは音を出したい、演奏したい、そういう気持ちです。
自分にしか出せない音を皆さんは持っています。
この記事が少しでも皆さんの音楽ライフに役立てますように。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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