K-POPの世界へようこそ17.【Queendom】Finalを見て聞いて

　Mnetで放送中だった、K-POP女性グループによるカムバック戦争"Queendom"の放送が先日終わりました。Finalラウンドのステージはどのグループも新曲での勝負でした。今回はそのパフォーマンス順にYoutubeに上がっている動画を紹介します。

 Sorry - AOA @ FINAL 

Moonlight - Lovelyz 러블리즈 @ FINAL 

되돌릴 수 없는 돌아갈 수 없는 돌아갈 곳 없는(Wanna Go Back) - 박봄(Park Bom) @ FINAL 

게릴라(Guerilla) - 오마이걸(Oh My Girl)@ FINAL 

LION - (여자)아이들 (G)I-DEL @ FINAL 

우린 결국 다시 만날 운명이었지(Destiny) - 마마무(MAMAMOO) @ FINAL

　このファイナルステージの曲だけ比較すると、どのグループもすばらしい出来、特に楽曲のクオリティの高さを感じます。
　コンセプトは、一番手の"AOA"と、最後の"MAMAMOO"がまさかのウエスタンかぶり。しかし番組では、あまりその点ふれてなかったですね。
　さらに曲名でも、"MAMAMOO"の"Destiny"というタイトルは、"Lovelyz"のヒット曲と被っています。

　コンセプトがすばらしいと思ったのは、"(G)I-DLE"。番組の為に、ソヨンが自ら書き下ろした曲、ステージも「ライオンの王女が勝利の帰還をする」という、ちょっとミュージカルチックな演出もよかったです。

　そして、音源リスナーの数と、生番組での投票で、最終結果は以下の様になったそうです。

1.) MAMAMOO
2.) Oh My Girl
3.) (G)I-DLE
4.) AOA
5.) Lovelyz
6.) Park Bom

　個人的には、セルフプロデュースの、"(G)I-DLE"を1位にしたいですが、今回の楽曲だけで比較すると、どのグループも甲乙つけがい位、良い曲揃いだったと思います。ただ、歌唱力でいうと、"MAMAMOO"がどうしても一つ頭飛び抜けているかな。そのあたりが1位になった理由かもしれません。

　"Park Bom"さんの声も個性的で好きですが、曲を選ぶかなという気もします。
　また逆に、"Oh My Girl"、"Lovelyz"、"AOA"は器用で、そつなくステージをこなしていますが、個性という面では、他のグループより、少し落ちるのかなとも、思いました。
　K-POPは どうしても似たグループが多いので、歌なり、ダンスなり、そのグループにしかできない特徴、パフォーマンスを持っているチームは強いと思います。個人でもグループでも。

　もう一つ、番組を通して、明らかに各々のグループが成長するんですよね。こうやって業界全体で切磋琢磨しているから、実力も伸びていくのだと思います。その辺りが、K-POPの強みなのではないでしょうか。
　コンセプトが似ようが、曲が似ようが、よいパフォーマンスをしたグループが評価されていく、そういう土台があることが、音楽を育てる意味で大事なんだと思います。

　"Queendom"是非第二弾をやって欲しいです。

つづく

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