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3月24日 マネキン記念日

世の中にはいろいろな種類のマネキンがあるらしい。美容師さんに聞くと、頭だけのマネキンがあるという。他にも私の知らないマネキンがたくさんありそうだ。

私がマネキンと接するのは、服飾売場になる。最近見るものは、頭部や手足がなく胴部だけのものが多いような気がする。子どもの頃に見たものは、頭はもちろん、手足もあった。洋服店の店員さんが、マネキンの服を換えるのにとても苦労しているのを見ていたことがあるからだ。手の関節などが曲がるものもあり、ポーズをいろいろ変えるマネキンもあった。マネキンは、着せ替え人形の大きいもののようにも見え、子どもには親しみがあった。

自分で服を買うようになると、マネキンが遠い存在に感じられた。体形や顔の作りが、あまりにも非現実的だから。少なくとも私には似ても似つかないものだった。胴部だけのマネキンが増えるようになってからはどうだろう。顔や動きのないマネキンは少し寂しいかもしれない。子どものころに見た楽しみが懐かしい。

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