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「破砕」ク・ビョンモ


《「女性の叙事」という言葉が日常に台頭していなかった二〇一三年の夏のある日、新聞記者の方から、『破果』の主人公を高齢女性にした理由を尋ねられました。当時、言葉で緻密に構造化できるほど自分のなかに問題意識があるとは思えない状態で、私はこう答えました。
「女性は弱者ですが、老年に入ると、二重苦をあじわう弱者になるんです」
 のちに、女性の物語がかつてないほど重要になるとは知らなかった頃のことでした。》(「作家の言葉」)

◆う〜ん、これは「破果」も読まねば!

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